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掲載日:2022年10月19日
Q 細田善則 議員(自民)
職員さん個人のスキルに着目して、次の質問に移ります。
神奈川県では、職員のスキルをデータベース化して、職員タレントブックというものを今年から作成されました。絵がうまい課長さんが書いた知事の似顔絵を広報に使うなど、早速成果が出ております。その課長さんは漫画家になりたいという子供の頃の夢がかなったというコメントもされておりました。ほかにも、工事車両やドローンの免許、鉄道に詳しいとか、そういう趣味の分野まで細かく例示を行いながら募集を行ったところ、今まで申し出ることがあまりなかったような珍しいスキルの持ち主も新たに見つかっているそうです。
そのスキルを県の事業に生かしていただくことで、ふだんの業務の領域を超えて社会のために役立つことが促され、多くの人に認められ、その職員さんのやりがいにもつながると思います。
そこで、伺います。
本県でも、職員さんのスキルをデータベース化し活躍を促すことができないか、総務部長にお伺いいたします。
A 小野寺亘 総務部長
職員が、自らの能力を十分に発揮し、モチベーション高く職務に取り組むことは、県庁全体のパフォーマンスを上げる上で、大変重要であると考えております。
議員お話しの神奈川県のタレントブックは、職員の特技や資格情報を県庁内で共有し、公務をはじめ様々な課題に職員間で協力して対応しようとする取組です。
本県にも類似の制度として、職員とOBが、その知識・技術・経験を地域の中で活かすことを目的とした「埼玉ボランティアズ クラブ」というボランティアに特化した登録制度がございます。
この制度の範囲を広げ、ボランティアだけでなく公務にも活用できるよう発展的にリニューアルすることにより、職員が通常業務以外にも県政に貢献する仕組みを検討できればと考えています。
具体的には、職員の特技やスキルを、ナレッジバンクのような形で庁内のポータルサイト上に共有し、例えば、アナウンスの得意な職員が式典の進行を行ったり、動画編集が趣味の職員が県有施設のPR映像の作成に協力することなどが想定されます。
多様な人材が、それぞれの能力を活用し、自己肯定感を高めながらいきいきと活躍できるよう、新たな登録制度について検討してまいります。
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