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掲載日:2022年10月13日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
私は、先日、埼玉県芸術文化振興財団の創った「めにみえないみみにしたい」というタイトルの演劇作品を見てまいりました。この作品は、4歳の小さなお子様から大人までが十分楽しめるように、小道具や映像などを活用し、いろいろな工夫が散りばめられたすばらしい作品でした。桟敷席のお子さんの楽しそうな様子が大変印象に残っております。このように、私は、芸術作品を大仰に「芸術」として捉えるのではなく、あくまで日常の一環として簡単に触れられる芸術文化の環境づくりが大事ではないかと考えております。
知事は、御自身の政策集の中で、「県民が芸術文化に触れる機会を創出し、参加する機会を作ります」と述べておられます。また、6月議会で山口議員が「芸術劇場で創作した演劇作品を県内市町村のホールで上演できないか」と質問し、県民生活部長から前向きな御答弁をいただいております。これらを踏まえ、子供を含めた様々な世代の方に対し、芸術文化に触れる機会の創出を具体的にどのように進めていくのか、県民生活部長に伺います。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
彩の国さいたま芸術劇場では、質の高い舞台芸術を県民の皆様に提供するとともに、幅広い世代が芸術に触れる機会を作り、県民の芸術文化への理解を深めております。
議員お話の児童演劇「めにみえないみみにしたい」は、子供も大人も楽しめる作品として、平成30年度に芸術劇場で制作、初上演をいたしました。
その後、芸術劇場のほか、県内では吉川市と東松山市で、さらには北海道から沖縄まで全国12会場で上演し、大変好評でございました。
また、来年2月には、平成30年度に芸術劇場が制作いたしました家族で楽しめる公演「日本昔ばなしのダンス」を秩父市で開催する予定でございます。
一方で、次世代を担う子供たちにとりましては、優れた芸術文化を体験することも大変重要です。
このため、プロの音楽家やダンサーを平成30年度までに延べ120校の小・中学校に派遣し、2万2,000人余りの子供たちが参加するなど本物の芸術を体験する機会を提供しています。
今後とも、舞台芸術の提供など多彩な事業を通して、子供を含めたあらゆる県民の皆様が芸術文化に触れる機会を創出してまいります。
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