ページ番号:9518

掲載日:2024年1月11日

ここから本文です。

のらぼう菜

のらぼうな写真

のらぼう菜とは

「のらぼう菜」について

「のらぼう菜」は、比企地域の伝統野菜です。

冬を越して、2月中旬から4月中旬頃に成長してきた花茎を、折り取って収穫するアブラナ科野菜のなばなの一種です。甘みが強く、柔らかくてえぐみも無く、花茎を食べるおいしい野菜です。

「比企のらぼう菜」について

「比企のらぼう菜」は、おいしさと安心をお届けするために、埼玉県の特別栽培農産物の認証を受け、栽培管理や、販売時期にこだわって作られた「のらぼう菜」だけが名乗ることができるブランド野菜です。

江戸時代から栽培されている野菜「のらぼう菜」

江戸時代の古文書

「埼玉県立文書館寄託 森田家文書No.7008-1」(無断複製を禁じます。)

「のらぼう菜」が、いつ頃から栽培され始めたのかは不明ですが、江戸時代に代官が、旧都幾川村大野集落の農民に「のらぼう菜」の種とともに、栽培方法や食べ方などについて記した指南書を渡した記録が残っています。
この古文書は、旧都幾川村に残っていたもので、明和4年(1767年)9月3日に、農民103名の連名で代官に出した指南書の請書です。
「のらぼう菜」は、周辺の村々でも栽培されるようになり、江戸時代の天明・天保の飢饉で役立った野菜として有名になりました。昭和の初め頃まで、多くの家で栽培されていたようです。
現在は、東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町で栽培が行われています。
名前の由来としては

  • 野良に生えていた「野良生え」が変化した。
  • 年貢を逃れようとした農民が「野良にボーッと生えていて役にも立たない」と役人にごまかした。

などという説があります。 

「のらぼう菜」のおいしいレシピ

 「のらぼう菜」のレシピを紹介します。

のらぼう菜レシピ

比企のらぼう菜レシピ集(PDF:4,565KB)(JA埼玉中央・比企のらぼう菜生産部会のレシピ集です。)

販売している時期・場所

2月下旬から4月中旬頃まで販売されています。

「比企のらぼう菜」は、市場出荷や加工業務用に販売されるほか、比企管内の直売所でも販売しています。
栽培地の気象条件等で販売時期が異なる場合がありますので、下記直売所に問合せをお願いします。

比企のらぼう菜を販売している直売所一覧

直売所名

住所

電話番号

JA埼玉中央東松山農産物直売所

東松山市青鳥714-1

0493-24-3157

JA埼玉中央滑川農産物直売所

滑川町羽尾1348-1

0493-56-2535

JA埼玉中央嵐山農産物直売所

嵐山町千手堂686-1

0493-62-6596

JA埼玉中央小川農産物直売所

小川町下横田676-1

0493-74-3396

JA埼玉中央川島農産物直売所 

川島町南園部239-1 

049-297-0522 

JA埼玉中央吉見農産物直売所

吉見町久保田1762-1 0493-54-8727 

JA埼玉中央鳩山農産物直売所

鳩山町石坂1014-1  049-296-0053 

ときがわ町大野特産物販売所

ときがわ町大野86-1

0493-67-0270

ときがわ町建具会館 ときがわ町西平709-3 

0493-67-0049

ふれあいの里たまがわ 

ときがわ町大字玉川4359-2 

0493-65-1171

JA埼玉中央農産物直売所

(木のむら物産館) 

ときがわ町関堀188-1 

0493-65-0950 

 

ページの先頭へ戻る

 

お問い合わせ

農林部 東松山農林振興センター 技術普及担当

郵便番号355-0024 埼玉県東松山市六軒町5番地1 埼玉県東松山地方庁舎3階

ファックス:0493-23-8530

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?