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掲載日:2023年12月5日
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比企地域の梨は明治時代から栽培されており、長い歴史があります。
みずみずしく適度に甘さもある大きな梨は、美肌効果や疲労回復にも最適です。時期により幸水、彩玉、豊水、新高など、多くの品種を楽しむことができます。
また、東松山市特産の梨の加工品に、東松山市東平の梨ピューレを使用した「梨ゼリー」や「プレミアム梨パウンドケーキ」などがあります。旬の時期しか楽しめない梨を、年間を通して味わうことができます。
東松山市、滑川町
8月上旬から10月中旬ごろまで収穫することができます。直売所で販売されるだけでなく、観光農園ではみずみずしい梨のもぎ取りを楽しむことができます。
比企地域では、収穫時期の違う様々な品種が栽培されています。収穫順に、8月上中旬に主力品種の「幸水」で始まり、8月下旬から9月上旬の埼玉県が育成した品種「彩玉」や「豊水」、9月下旬から10月上旬の「新高」、10月上中旬の「新興」などがあります。早生(わせ)から晩生(おくて)まで、長期間にわたって収穫・販売され、味わいもバラエティに富んでいます。
比企地域の梨は、大きく甘くみずみずしいことが特徴です。特に食べごろになり水分を多く含むようになると、横に張りが出てきて、手に持った時に重みを感じられるとされています。また梨の下部が張っているものほど、甘みを多く含んでいます。
幸水、豊水、彩玉や新高などの「赤梨」は、果皮が黄色から適度な赤みが出てくると食べごろのサインです。果皮のザラザラ感は、熟すにつれて取れていき、食べごろになるとツルツルになります。
梨にはたくさんの水分とカリウムが含まれています。カリウムは血液中の塩分濃度を調整するため、むくみの解消や血圧を整える役割があります。他にも肌を健やかに保つポリフェノールや、疲労回復に効果のあるアスパラギン酸、エネルギーのもととなる果糖なども多く含まれますが、他の果物に比べてカロリーも低いことも梨の魅力の一つです。
また梨のザラザラした独特の触感の正体は、ペントザンという成分です。高い保湿効果があるだけでなく、胃腸の調子を整えたり脂肪の分解を促す役割があります。脂っこいものを食べた後には、デザートに梨を食べてみるのはいかがでしょうか。
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