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掲載日:2026年9月7日
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令和8年度埼玉県防犯のまちづくり推進会議総会において埼玉県知事から感謝状を贈呈された、防犯上郷パトロール隊の活動を取材させていただきました。
防犯上郷パトロール隊は、埼玉県飯能市上郷地区で活動する防犯組織です。地域の安全と環境を守るため、防犯パトロール、河川清掃、災害対策など様々な活動を行っています。
防犯パトロールは、自治会の班長が一年交代で実施しています。従来は特定の熱心な住民に負担が集中していたため自治会班長と兼務する仕組みへ変更することで、全員が地域課題を理解し、負担を分散できる体制にしました。
これにより、多くの住民が地域の状況を把握する機会が生まれ、より持続可能な活動へとつながっています。
河川清掃は毎年実施される重要な行事です。投棄されたごみや産業廃棄物の撤去を行っています。清掃後には自治会館の草刈りやごみ置き場の整理も併せて行われます。

防犯対策では、市の補助金を活用して防犯カメラを複数台設置し、不法投棄や不審な侵入者の監視を行っています。
また、地域各所にのぼり旗を設置し、防犯啓発を行っています。

災害対策では、台風や大雨に備えた防災用品や備蓄食料を自治会館に保管し、年一回の点検を実施しています。
集落の河川周辺での不法投棄の急増がきっかけでした。産業廃棄物やごみが次々と投棄され、地域の環境が悪化していました。
この問題に対応するため、河川清掃活動を開始しました。同時に、「地域を守るには、全員で警戒し、異常を素早く報告する仕組みが必要」という認識から、防犯パトロール体制の強化にも取り組むようになりました。
最大の課題は、高齢化です。大半の住民が60代以上であり、パトロール隊の活動を担う人材の確保が難しくなってきています。
新たに転入されてきた方にも、参加していただけるよう常日頃から働きかけています。
重要なのは、「できる人ができる範囲で」という基本理念です。無理強いをせず、住民の負担を最小限に抑えることで、長く続けられる環境を作っています。自治会班長の持ち回りも、1年ごとにすることで、誰もが参加しやすくしています。
コミュニケーション機会の充実も意識しています。かつてのような大きなイベントは難しくても、日々の活動の中で住民同士が顔を合わせ、情報が共有される場を作ることが重要だと考えています。
今回の河川清掃のような活動も、住民の交流が深まる機会となっています。
この上郷地区では、少子高齢化が進んでいるため、新たに転入されてきた方をどう地域コミュニティに迎え入れるか、ここに住み続けたいと思ってもらえるかをみんなで力を合わせて知恵を出し合いながら、取り組んでいきたい考えています。

本日は同行取材をさせていただきありがとうございました。
西部地域振興センターでは、これからの活動も応援させていただきます。
取材日:2026年7月12日(日)