生活衛生営業／生活衛生関係営業の振興について

生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律(昭和32年6月法律第164号、略称：生衛法)は、公衆衛生の見地から国民の日常生活にきわめて深い関係のある生活衛生関係の営業について、衛生施設の改善向上、経営の健全化、振興等を通じてその衛生水準の維持向上を図り、あわせて利用者又は消費者の利益の擁護に資するため、営業者の組織の自主的活動を促進する等の方策を講じ、もって公衆衛生の向上及び増進に資し、並びに国民生活の安定に寄与することを目的としています。

1  生活衛生関係営業とは

生衛法で規定する飲食業、理・美容業、クリ-ニング業、ホテル・旅館業などの総称であり、一般に生活衛生関係営業（略称：生衛業）と呼んでいます。

これらの業種は、いずれも国民の生活に不可欠なサービスや商品を提供しています。

生衛法で規定する生活衛生関係営業は、次の業種です。

1. 飲食店営業（すし、めん類、中華料理、社交、料理、一般飲食）
2. 喫茶店営業
3. 食肉販売業（食鳥肉、肉）
4. 氷雪販売業
5. 理容業
6. 美容業
7. 興行場営業
8. 旅館業（旅館・ホテル、簡易宿所）
9. 公衆浴場業
10. クリーニング業

2  生活衛生同業組合とは

営業施設の衛生基準を守り、経営の健全化と業界の振興を推進するために、生活衛生同業組合が業種ごとに組織されます。

営業者は自由に同じ業種の組合に加入することが出来ます。組合では情報の交換や技術の向上、融資の相談をはじめ、各種活発な活動をしています。

組合の活動事業は！！

1. 融資の相談や資金のあっせん
2. 情報の交換や技能の向上のための事業
3. 何かあったときのための共済事業
4. レクリエーションなどの福利厚生事業

3  組合加入のメリットについて

1. 株式会社日本政策金融公庫の有利な融資
   • 融資限度額が大きい
   • 貸付期間が長い
   • 金利が低い
   • 無担保、無保証人の「生活衛生改善貸付」の融資制度
   • 振興事業促進支援融資制度の利用でさらに0.15％金利低減等
2. 行政からの様々な情報を組合経由で入手
3. 食中毒やレジオネラ症など衛生対策に関するパンフレットなどの入手
4. 団体契約の保険や共済制度に加入
5. 日本音楽著作権協会JASRACの組合経由の割引制度

4  埼玉県の生活衛生同業組合の連絡先

加入に関するお問合せは各組合まで

各組合連絡先一覧

組合名	電話番号
埼玉県鮨商生活衛生同業組合	048-862-1644
埼玉県麺類業生活衛生同業組合	048-862-1902
埼玉県中華料理業生活衛生同業組合	048-862-1640
埼玉県社交飲食業生活衛生同業組合	048-862-2220
埼玉県料飲業生活衛生同業組合	048-862-1637
埼玉県喫茶飲食生活衛生同業組合	048-771-0257
埼玉県食鳥肉販売業生活衛生同業組合	048-871-8683
埼玉県食肉業生活衛生同業組合	048-862-0544
埼玉県理容生活衛生同業組合	048-542-6572
埼玉県美容業生活衛生同業組合	048-862-2600
生活衛生同業組合埼玉県映画協会	048-865-1078
埼玉県ホテル旅館生活衛生同業組合	048-861-9511
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合	048-822-5400
埼玉県クリーニング生活衛生同業組合	048-622-0674

生活衛生同業組合の紹介と組合員の優遇措置（PDF：426KB）

5  公益財団法人埼玉県生活衛生営業指導センターとは

生衛法に基づき、都道府県に1を限って知事が指定した法人です。国民生活に密着した理・美容所、クリーニング所、旅館、一般公衆浴場、映画館、及び鮨店、麺類店、中華料理店、料理店、喫茶店などの飲食店や食肉、食鳥肉の販売店の衛生水準の維持向上や経営の健全化についての営業指導や講習の開催及びこれらの店舗の利用者や消費者の利益を守る事業を行っています。

1. お店の経営に関する各種相談をおこなっています。
2. 生衛業に関する講習会や講演会等の開催をしています。
3. 標準営業約款（Sマーク）の登録等の事務を行っています。
4. 埼玉県内の生活衛生同業組合と協力しています。

お問合せ先

公益財団法人  埼玉県生活衛生営業指導センター

さいたま市浦和区高砂4-4-17  埼玉県食環センター2階

Tel：048-863-1873  Fax：048-864-3288

関連する情報

公益財団法人 埼玉県生活衛生営業指導センター