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埼玉県の関わる戦没者慰霊事業の概要です。
県では、先の大戦(支那事変以降の戦争)で亡くなられた戦没者を追悼し平和を祈念するために追悼式を毎年開催しています。
追悼式は、戦争の悲惨な体験を風化させず、後世に伝えるために欠かせない大事なものです。
令和6年度埼玉県戦没者追悼式を、下記のとおり実施いたしました。
開催日時:令和6年10月26日(土曜日)午前10時30分から正午
場所:埼玉会館大ホール
参列者:埼玉県知事、埼玉県議会議長、御遺族の皆様等合計 832名
本追悼式において、埼玉県知事の式辞に続き、埼玉県議会議長、埼玉県町村会副会長(上里町長)及び埼玉県戦没者遺族代表より追悼の言葉がありました。
毎年8月15日に日本武道館において国が主催する全国戦没者追悼式が開催されます。
令和6年度は、埼玉県から200名以上の多くの御遺族が参列されました。
この追悼式は、天皇皇后両陛下御臨席のもと昭和38年から挙行されているもので、全国の都道府県から先の大戦の戦没者等の御遺族が参列しています。昭和57年4月13日の閣議決定により、毎年8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とし、引き続きこの日に全国戦没者追悼式を行うこととされました。
令和6年度の申込は終了しています。
先の大戦において、南方諸地域で戦没された2万8千余の方々の慰霊と恒久平和の祈念を目的として、埼玉の塔管理委員会主催で追悼式を開催しています。
令和6年度は、岸田正寿埼玉県福祉部副部長(知事代理)、松澤正埼玉県議会副議長参列のもと、令和6年11月25日(月曜日)に実施されました。
塔の場所は、沖縄最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の丘にあります。昭和41年に建立(こんりゅう)されました。
一般財団法人埼玉県遺族連合会の主催による海外慰霊巡拝事業に参加する御遺族に対して、旅費を補助しています。
令和5年度は、令和6年1月24日~1月28日に台湾地域において戦没者の慰霊を行いました。
厚生労働省主催の海外慰霊巡拝についてはこちら
戦後80年を迎える中で、先の大戦を体験された方が少なくなり、戦没者のご遺族の方の高齢化も進んでいます。
このような時代において、平和の大切さをかみしめ、安心・安全に過ごせる社会を維持し、次の世代へ引き継ぐことは、今を生きる我々の責務であります。
戦争の記憶を若者世代をはじめ多くの方々と広く記憶を共有していくことはその第一歩となります。
一般財団法人埼玉県遺族連合会では戦後の語り部事業を行っています。
会員の方々が、それぞれの立場から学童疎開や空襲での体験のほか戦後の混乱期、親族を亡くされた悲しみについて語ってくださいます。
問合せ先:一般財団法人埼玉県遺族連合会 電話048-829-2025
一般財団法人全国強制抑留者協会埼玉支部では毎年シベリア抑留関係展示会を開催しています。
終戦後、武装解除され投降した日本軍捕虜や民間人が、ソビエト連邦によってシベリヤ、カザフ、キルギス、ウズベ気スタンなどソビエト連邦各地等へ強制的に連行され、長期にわたる抑留生活を送りました。
展示会では、強制抑留者の労苦に関する資料、シベリア抑留体験者による絵画、手記、写真、抑留関係のパネルなどの展示のほか、抑留体験者の苦労された体験を語る会を開催しています。
令和7年度開催予定
『「シベリア強制抑留」風化させず次世代へ!』
(1)シベリヤ抑留関係展示会:令和7年7月5日(土曜日)から6日(日曜日)埼玉会館第3展示室にて10時から16時
(2)強制抑留の労苦を語り継ぐ集い:令和7年7月5日(土曜日)埼玉会館3C会議室にて13時から15時30分
(1)、(2)とも申込不要、入場無料
問合せ先:一般財団法人全国強制抑留者協会 電話03-3261-6565
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