ガソリン携行缶の取り扱いにご注意ください！！

ガソリン携行缶の正しい使い方（別ウィンドウで開きます）

火災事案

平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会会場において、露天商が発電機に燃料のガソリンを供給しようとしたところ、ガソリンを入れていた携行缶からガソリンが噴き出し、火災となり、死者及び負傷者が多数発生しました。

このような事故が発生した要因としては、ガソリン携行缶を高温下に長時間置いていたことにより内圧が高まり、十分なガス抜きも行わなかったため、ガソリン携行缶の蓋を開けた途端にガソリンが噴き出してしまったことが挙げられます。

ガソリンは危険物！！

ガソリンは気温がマイナス40度Cでも気化し、小さな火源でも爆発的に燃焼する物質です。

ガソリン携行缶の取扱いには注意が必要です。

ガソリン携行缶を安全に取り扱うための留意事項

1. ガソリン携行缶は、直射日光の当たる場所や高温の場所に置かないでください。
2. ガソリン携行缶を取り扱う場合は、周囲の安全確認と発電機等のエンジン停止を徹底してください。
3. ガソリン携行缶の蓋を開ける前に、エア抜きを行ってください。

ガソリン購入時の本人確認が義務化

令和元年7月に京都市で発生したガソリンに起因する爆発火災を受け、令和2年2月1日からガソリンの容器詰め替え販売時に以下の事項が義務化されました。ガソリンスタンドなどで購入する際に確認されます。

1. 購入者に対する本人確認
2 .購入した使用目的の確認
3 .販売記録の作成

 
ガソリンを携行缶で購入される皆様へ（JPG：85KB）（別ウィンドウで開きます）

関連リンク

• ガソリン携行を安全に取り扱うための留意事項について（平成25年10月4日付け消防危第177号消防庁危険物保安室長通知）（PDF：293KB）
• 火災の原因調査結果（京都府福知山花火大会火災：平成25年10月4日付け消防庁）（PDF：734KB）
• ガソリンの容器詰替え販売における本人確認等について（消防庁ホームページ）（別ウィンドウで開きます）

関連する情報

危険物保安技術協会ホームページ