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With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和元年度 > 若者のための男女共同参画ワールド・カフェ「これからの働き方・暮らし方を考えよう」

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ページ番号:155844

掲載日:2020年11月8日

若者のための男女共同参画ワールド・カフェ
「これからの働き方・暮らし方を考えよう」

日時

令和元年7月20日(土曜日)13時30分から16時00分

場所 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)
参加者

50名

内容

高校生や大学生など若い世代を対象に、自分たちを取り巻く社会の現状と課題を男女共同参画の視点で学び、ワールド・カフェという手法を用いて、これからの働き方や暮らし方について考える講座を開催しました。当センターで実施している「女性リーダー育成講座」受講生も加わり、様々な世代でディスカッションを行いました。
※ワールド・カフェとは?・・・カフェのようなリラックスした雰囲気の中、4~6人の小グループで、メンバーの組み合わせを変えながら議論を深める話合いの手法です。たくさんの参加者と意見交換できます。

ミニ講義

講師&ファシリテーター:萩原なつ子さん(立教大学社会学部/大学院21世紀社会デザイン研究科 教授)

萩原なつ子先生の写真「性別にとらわれず、誰にとっても生きやすく働きやすい社会を目指し、男女共同参画社会について理解を深め、社会の一員として自分に何ができるかを考えること。」を講座のねらいとし、前半は講義が行われました。
今年は男女共同参画社会基本法制定から20年。日本国憲法、女性差別撤廃条約、男女雇用機会均等法、さらに、高校家庭科の男女共修など、日本の男女共同参画の歩みと背景を戦後から振り返りました。固定的性別役割分業は、男性にとっても女性にとっても、自分らしく生きることを阻むものであり、固定観念や性別役割分担意識に基づく無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)を打ち破り、自分自身で生き方を選択していくこと、自分の置かれた環境を自分の力で変えていけると思うことが大事であることがわかりました。
また、社会が多様化するなかで、これからは、職業としての仕事「ジョブキャリア」だけでなく、社会課題の解決に参画する「ソーシャルキャリア」もあわせた複数のキャリア、「パラレルキャリア」を持って社会に参画していくことが求められることを学びました。

ワールド・カフェ

ワールド・カフェの様子の写真後半は「みんなで仕事をつくってみよう!」をテーマに、ワールド・カフェを行いました。「あなたの好き・得意なことは何ですか?」で始まり、自分の好きなことや趣味、得意なことを出し合い、その中で、似ているものをグループに分けながら、仕事につながることを考えました。最後は、いくつかのグループが、考えた仕事について発表を行いました。
高校生・大学生の同世代だけでなく、女性リーダー育成講座受講生も交えた異なる世代で意見を出し合う経験は、多様な価値観に触れる貴重な機会になりました。

参加者の声より(アンケートより一部抜粋)

  • 日本の性の不平等について女性からの視点だけでなく、男性からの視点でも話されていたのが新鮮でした。このような多視点から物事を解釈することが、何かを考える上で大切なことだと感じました。これからもこの様な事を大切に生きていきたいと思います。(高校生) 
  • 自分は最近、男女の差別が消えたと思っていたが、講義を聞いて自分でも無意識の内に差別的に考えていた事に驚いた。新しい仕事を考える時間では、様々な価値観があり見聞の狭さを気づくことができた。それらの価値観に幅広く対応した仕事やアプリが必要だと改めて気づくきっかけになった。(高校生) 
  • 自分がいかに固定観念にとらわれているか、認識できた。人に合わせる、流されるではなく自身で選択し引き出していくこと、また相手自身の考えを聞けること、この過程がどれだけ有意義であるか学ぶことができました。(大学生)

お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター 事業担当

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3階

ファックス:048-600-3802

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