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掲載日:2024年5月17日
Q 松坂喜浩 議員(県民)
がん治療のために髪の毛が抜けたり、乳房を切除したりといった外見の変化が現れることがあります。国立がんセンターの調査によりますと、外見が変化したことで仕事や学校を辞めたり休んだりしたと答えた人が4割を超えております。これは、外見の変化や治療と仕事の両立を妨げる原因になることを示しております。
県内市町村の中にはウィッグや乳房補正具などの購入費用を助成しているところもありますが、治療と仕事の両立を支援するために県も市町村の取組を支援する必要があると考えますが、保健医療部長の見解をお伺いいたします。
A 表久仁和 保健医療部長
がん治療により、髪が抜ける、体の一部を欠損するといった外見の変化が現れることがあります。
こうした変化は、仕事や学習など社会生活を続ける上で支障をきたす場合もあり、患者の苦痛につながります。
外見の変化が気になる患者は、ウィッグや補正下着などのアピアランスケア用品を購入することがありますが、治療費など経済的な負担を強いられている患者にとっては、こうしたアピアランスケアにかかる費用は大きな負担となっています。
そこで、県では、アピアランスケア用品の購入費用を助成する市町村に対して、その2分の1を補助する事業費として、必要な経費を令和6年度当初予算案に計上させていただきました。
この事業を行うことにより、がん患者の苦痛を軽減し、仕事や学習などを治療前と同様に行われるよう支援してまいりたいと考えております。
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