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掲載日:2023年7月14日
Q 日下部伸三 議員(自民)
1期目の知事公約のあと数マイルプロジェクトは、南北交通ばかりで東西交通に関わるものはございません。2期目の知事公約を見ても、東西交通としてしいて上げるとすれば、西関東連絡道路ぐらいでしょうか。国が荒川治水事業で川越線荒川橋りょうを架け換える際に複線仕様にする件もですね、あと50億円関係する地元自治体が拠出していれば可能だったのですが、JRに複線化の意思がない状況ではお金を出せないとの知事判断で望みが断たれました。
JR川越線荒川橋りょうの複線化仕様での架換えに関する協議会については、今年2月の予算特別委員会で質問し、名称を変えてJR川越線利便性向上推進協議会として枠組を残していただきました。その協議会の大きな課題に昨日、自民党の関根信明県議が質問された2018年にJR東日本が発表し、新型コロナで頓挫している川越線・埼京線の羽田空港乗入れがございます。
この川越線・埼京線の羽田空港乗入れ推進を2期目の知事公約に盛り込めないのか伺います。
A 大野元裕 知事
川越線・埼京線の羽田空港乗り入れにつきましては、両路線の利便性向上に資するものであり、本年4月に発表した政策集の一項目である「交通の利便性が高い埼玉県をもっと便利に」を実現するための取組の一つと考えております。
県といたしましては、本年3月に川越線の利便性の更なる向上に資する取組を推進すべく、JR川越線利便性向上推進協議会を立ち上げたところであります。
本協議会には、県、さいたま市及び川越市に加え、JR東日本にもオブザーバーとして参加をしていただいております。
また、県では、羽田空港アクセス線の早期整備及び川越線との相互直通運転実現に向け、JR東日本や国に対し要望活動を行っているところでございます。
川越線・埼京線の羽田空港乗り入れにつきましては、埼玉県の東西交通の充実に資するものであり、次の任期が与えられるのであれば、引き続き先述の協議会での議論を促進させ、課題の克服に向け取り組んでまいります。
再Q 日下部伸三 議員(自民)
今の知事の答弁では、その重要性を認識しているということで、これもう重要と考えているということなんですけれども、その公約として頭出ししない理由にはならないと思うんですね。その交通の利便性の中には包括されるという今の答弁だったと思うんですけれども、この川越線・埼京線の羽田空港乗入れ、この橋がもう単線になっちゃったんで川越線・八高線の住民は非常に落胆している部分があるので、これは頭出ししない理由にはならないと思うんですけれども、もう一度、お願いします。
再A 大野元裕 知事
本年4月に私が発表いたしました政策集は、出馬表明に当たってのビジョンであり、全ての政策を個別に列挙したものではありません。
先ほど申し上げましたとおり、政策集の1項目である「交通の利便性が高い埼玉県をもっと便利」を実現するための取組の1つであり、羽田空港乗り入れ推進については、これを特に特筆して特出ししてはおりませんけれども、引き続き、先述の協議会での議論を促進させ、課題の克服に向け取り組みたいと考えます。
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