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掲載日:2023年7月14日
Q 日下部伸三 議員(自民)
知事は、2期目の出馬表明をされ、公約として少子高齢化、災害の頻発化・激甚化に対応可能なまちづくり、DXの推進などを掲げておられますが、これらは全国の自治体に共通することで、埼玉県に特徴的なものではありません。
私のキャッチコピーは「県政を直すドクターK」でございますけれども、医学の世界では病気の特徴を3つにまとめてTriasと称します。2つでは病気を絞り込めず、4つでは覚えられないということでですね、3つとなるわけですけれども、私は、埼玉県のTriasは人口10万人当たりの医師数が全国で最も少ない医師不足、単線の川越線に代表される東西交通の脆弱性、ヒト・カネ・モノが県南に集中する南北問題、この3つではないかと思いますが、このTriasに対する知事の認識の有無ですね、この認識があるかないか、お聞かせください。
A 大野元裕 知事
まず、医師不足についてですが、国の統計によると、令和2年の本県の医師数は13057人であり全国8位、この10年間の増加率は27.3パーセントで第1位であります。
これまでの取組の成果は出てきておりますが、議員御指摘のとおり、人口10万人当たりの医師数は全国で最も少なく、引き続き、医師の確保を推進する必要があると認識をしております。
次に、東西交通の脆弱性についてですが、本県の交通は、東京を起点として放射状に発達をしており、東西交通につきましては、圏央道、外環道をはじめ整備されつつはあるものの、課題があると認識をしております。
「交通の利便性が高い埼玉県をもっと便利に」するため、引き続き、現在の優れた広域交通ネットワークを最大限生かすとともに、東西交通を含む更なる公共交通網の充実を図ってまいります。
最後に、南北問題についてですが、人口減少など多くの問題が県北地域では県南地域に比べ顕在化をしており、課題であると認識しています。
そのため、引き続き県北地域の基幹産業である農林業の振興を図るとともに、豊富な観光資源などを生かしたバランスの取れた地域振興に取り組みたいと思います。
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