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掲載日:2022年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
県では、DXビジョンを本年3月に策定し、社会全体のDXの実現による快適で豊かな真に暮らしやすい新しい埼玉県への変革を目指すと具体的なビジョンを示しており、大いに期待しているところです。
民間ではDX推進に開発含め、かなり先まで目指した動きをしております。人間の五感に当たる画像・音声の解析技術、AI及び各種ロボティクス技術を使い、より暮らしやすい社会の実現を目指しております。人とAI、ロボティクスとの共生する社会を目指していくことにより、労働力不足を補完し、生産性向上を図り、社会の課題を解決していくなど、DXを活用することにより多くの課題が解決できるような社会を構築していかなければならないと考えております。
そこで、本県では民間活力を利用し、AIアバター、自然音声、人間と同じような発音を使った行政事務として、私はコールセンターやコンシェルジュとして活用できないか、特に新型コロナウイルス感染症等のコールセンター(既に神奈川県等で導入)にAIアバターを導入できるのではないかと考えております。近々に埼玉県でもAIアバターを活用していただきたいと考えますが、企画財政部長の御所見をお伺いいたします。
A 堀光敦史 企画財政部長
本県では令和2年度にAIで県民の問合せにチャット形式で24時間自動応答する埼玉コンシェルジュを導入しました。
以来、毎年度性能の改善に取り組んでおりますが、満足のいく水準の完成までには、道半ばというのが実状でございます。
議員からはコールセンターにAIアバターを導入するご提案をいただきましたが、電話相談には人間でないと判断が難しい相談や一刻を争う切迫した相談も含まれます。
現在のAIアバターに対応できるのは定型的な質問までで、導入済みの県も複雑な質問は人間が対応すると聞いております。
当面はAIのチャットと人間のコールセンターの組み合わせとして、今後AI技術が向上してコールセンターも対応可能となった時点でAIアバターも含めた最善のツールの導入をしてまいりたいと思います。
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