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掲載日:2024年10月17日
Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
同行避難が話題になり始めたのは、10年前の東日本大震災のときからです。この10年の間に一体どのくらい周知されてきたのでしょうか。
昨年6月に、本県はペットの飼育等について調査しておりますが、同行避難の認知度について言葉も意味も理解している方は、17.5%にとどまっていることが示されました。また、このアンケートからほかに分かることは、ペットを飼育されている方には徐々に同行避難の認識が広まりつつあるが、そうでない方には知られていない。飼い主で同行避難の準備をされている方は、4割程度にとどまっている。同行避難については、依然として賛否があるということです。
ペットを飼育されている方の中にも意識を高く持たれている方、そうでない方がいるように、ペットを飼育されていない方にも、同行避難について寛容な方や否定的な方もおられます。そもそも行政側が求める「原則として、避難時にはペットを同行する」ということが、まだまだ知れ渡っていないという状況であります。
今後、更に力を入れて周知・啓発をしなければならないと感じておりますが、どのように取り組まれていくのか、保健医療部長の御答弁を求めます。
A 関本建二 保健医療部長
「ペット同行避難」を円滑に行う上で、飼い主の方々に、日頃から準備していただきたい持ち出し品のほか、予防接種やしつけなど避難所に入る際に必要なマナーについて、理解を深めていただくことが極めて重要です。
また、議員御指摘のとおり、「ペット同行避難」を原則とすることについて、ペットを飼っていない方々への周知も必要です。
これまで、県ホームページをはじめスマートフォンアプリ「まいたま」やSNSを通じ、「ペット同行避難」に関する情報を随時発信してきたところですが、その内容は主としてペットを飼っている方を対象としたものでございました。
今後は、ペットを飼っている方に対する周知・啓発はもとより、飼っていない方の理解を促す情報についても、県の広報媒体に加え、市町村にも広報の協力を仰ぎ、複数のチャンネルを活用しながら一層の周知・啓発に努めてまいります。
再Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
ホームページ、スマホ、SNS、行政の広報媒体ということで周知をしていくということでございましたけれども、17.5%ということで本当にまだ低い状況だと思っております。避難所での飼い主のルールも決めていくという中でですから、手法としては新しくないんですけれども、公共施設や駅、ショッピングセンターなどでポスターを貼って視覚に訴えることも、私は必要ではないかと考えております。
そういった意味も含めた周知の方法について、再度御答弁をお願いいたします。
再A 関本建二 保健医療部長
議員御指摘のとおり、視覚に訴え掛けるような周知方法は、「ペット同行避難」に関心の薄い方にも有効であろうと思います。
そこで、今後はホームページなどの広報媒体に加えまして、自然と情報が目に入るようなポスターなども併用しながら効果的な周知に努めてまいります。
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