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掲載日:2020年7月8日
Q 宇田川幸夫 議員(自民)
八潮市には中川、綾瀬川、垳川、大場川、伝右川、葛西用水、八条用水など多くの河川が流れ、これまで河川改修を鋭意進めていただいております。しかし、近年、台風の大型化やゲリラ豪雨の頻発化などに伴う浸水被害が発生しております。市内でも、平成25年10月の台風26号では189棟、平成27年9月の関東・東北豪雨では42棟の浸水被害が発生いたしました。浸水被害の軽減には、河川を管理する県と河川までの排水路を整備する市が連携して浸水被害の軽減を図る必要があります。
また、ゲリラ豪雨など、河川に負荷をかけない透水舗装やグリーンインフラの研究が行われていると聞いております。今後の浸水被害の軽減に向け、県と市が連携した河川・下水道事業調整協議会での取組状況について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
近年、ゲリラ豪雨により住宅地に降った雨が河川に排水しきれず浸水が発生する、いわゆる内水被害が多く発生しております。
このような状況の中、県と八潮市は、平成26年5月に河川・下水道事業調整協議会を設置し、市内の詳細な浸水被害の状況を共有したうえで、浸水被害軽減に向けて調整を進めてまいりました。
この協議会において、大場川流域の古新田(こしんでん)地区の浸水被害軽減にむけ、市から内水を排除するためのポンプの増設の提案がありました。
流域全体を管理する県としては、ポンプを増設することにより、排水先の大場川に今まで以上の負荷がかかることから、治水上の影響について、検証を行ったところです。
平成28年度、この検証結果を踏まえ、河川の水位に応じてポンプの運転調整を行うことを条件に、ポンプの増設が可能となりました。
市ではこの結果に基づき、平成29年度、排水ポンプ増設のための実施設計を行うこととなっております。
引き続き、地元市の意向を踏まえつつ一日も早く浸水被害の軽減が図られるよう、市と連携して浸水対策に取り組んでまいります。
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