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掲載日:2024年12月2日
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北米原産の、頭胴長(鼻の先からおしりまで)40cm~60cm、体重6~10kgの中型哺乳動物。
姿はタヌキに似ていますが、尾が長く、5~10本の黒い輪を持っています。
ペットとして輸入されて飼われていたものが逃げたり放されたりして野生化し、全国で分布を広げています。
埼玉県内では、比企地域を中心に急激に生息数を増やしており、人家に住み着いたり、農作物被害などを引き起こしたりして問題となっています。
アライグマを見つけても、むやみに手を出すと、かみつかれたりして大変危険です。
捕獲が必要な場合は、地元の市町村へ連絡してください。
北米及び中米原産の、背甲長(甲らの長さ)約50cm、体重約35kgまで成長する大型のカメです。
1960年代ごろからペットとして輸入されていましたが、最近、飼われていたものが野外の水辺に逃げたり放されたりして問題になっています。
埼玉県内では、平成18年度から、県東部地域などの水路や水辺の周辺で発見されています。
危険を感じると、首をすばやくのばしてかみつこうとするため、大型個体にかまれたり引っかかれたりすると、大けがをするおそれがあります。
カミツキガメを見つけたら、むやみに手を出すことは大変危険です。
見つけたら、地元の警察署、市町村へ連絡してください。
クビアカツヤカミキリは、中国大陸原産の体長3~4センチメートル程度の黒いカミキリムシです。
本来、日本には生息しないカミキリですが、平成24年に愛知県で初めて確認され、近年サクラ等の被害で注目されるようになりました。
埼玉県内では、平成25年以降、草加市内の用水沿いのサクラ並木で被害が確認されていましたが、平成29年7月以降、県北部、県東部の利根川流域で新たに確認され、被害の拡大が懸念されています。
ヒトへの危害はありませんが、サクラなどバラ科の樹種を好み、幼虫が樹幹内を食害するため、樹勢が弱ったり、枯死するなどします。
関東地方では、埼玉県だけでなく群馬県、栃木県、東京都、茨城県でもサクラを中心に被害がみられています。西日本では、ウメなどの果樹でも被害が出ています。
成虫は体長(胴体部分)が約3~4cmで全体に黒光りする。
前胸背板(いわゆる胸部)が赤いのが特徴。
クビアカツヤカミキリのまん延を防止するため、成虫を発見したら補殺をお願いいたします。
なお、クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、法律により飼育、保管及び運搬することが原則禁止されています。
また、県内のクビアカツヤカミキリの浸潤状況を確認するため、情報の収集も行っています。
成虫やフラス(フンと木くずが混ざったもの)を発見したら、環境科学国際センター、みどり自然課または環境管理事務所へお知らせください。
クビアカツヤカミキリに関する詳細、埼玉県環境科学国際センターで実施している「クビアカツヤカミキリ発見大調査」については、埼玉県環境科学国際センターのホームページ「クビアカツヤカミキリ情報」をご覧ください。
セアカゴケグモは、オーストラリア原産の体長1センチメートル程度の黒いクモです。
本来日本には生息しないクモですが、全国の45都道府県(令和2年7月現在)で確認されており、海外から港湾施設等を経由し、貨物やコンテナ等に付着して各地へ侵入してきたと考えられています。
埼玉県内でも、平成26年7月29日の川越市以降、58例が確認されています。(令和6年11月末現在)
メスは毒を持っていて、咬まれると脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあるので注意が必要です。
メスは体長(胴体部分)が約1cmで黒色。
腹部の背面(背中側)に特徴的な赤い縦型の模様、腹面(お腹側)にも赤い砂時計型の模様がある。
オスは体長約0.5cm。茶褐色で背面の模様はなし。
日当たりのよい暖かい場所(地面や人工物のくぼみや穴、隙間など)
例)・植木鉢やプランターの底、室外機の裏・外に置いてあるサンダルや長靴の中
排水溝のふたの裏側・自動販売機の下
メスは毒を持っていますが、攻撃性のないおとなしいクモです。
素手で触らない限り咬まれることはありませんので、似ているクモを見つけても、捕まえたりしようとせずに、市販の殺虫剤で駆除、または靴で踏みつぶしてください。
万が一咬まれてしまったときは、速やかに医療機関を受診してください。
保健所では健康相談に応じています。
セアカゴケグモについての詳細な情報については、環境省のHPを御覧ください。
環境省ホームページ:特定外来生物の解説[ゴケグモ]
国立感染症研究所のホームページ:セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応
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