トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 東部地域振興センター > 東部地域のNPO法人 > 元気!なNPO法人レポート > 「家族も犬もお互いが幸せに」特定非営利活動法人アグリドッグレスキューを紹介します。
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掲載日:2023年12月15日
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特定非営利活動法人アグリドッグレスキューは、保護犬の譲渡会の開催など、約80人のスタッフでさまざまな事業に取り組んでいます。令和5年11月19日(日曜日)、三郷市のペットステーションWANで開かれた譲渡会を見学し、スタッフの鈴木さんからお話を伺いました。
人の都合で捨てられ、殺処分される犬を一頭でも救うために、動物愛護センターや保健所から犬を引き取り、新しい家族につないでいます。法人のメンバーに共通しているのは、犬が好きだという気持ちです。
迎える家族も犬もお互いが幸せになるようにマッチングしたいと考えています。保護活動は犬の命に向き合う活動です。譲渡においても、生涯にわたって家族として愛されるような家族を責任もって探したいです。高齢や病気など譲渡につながりにくい犬の保護もできるだけしたいと考えています。
犬の保護活動は、預かりボランティアとして犬のお世話をするイメージが強いかもしれませんが、犬の搬送や譲渡会などの運営、受付、会計など、多くのスタッフが必要です。途中で投げ出せない命にかかわる活動だからこそ、「できる人ができる時にできることをする」という姿勢で取り組み、無理なく継続していくことを大事にしています。
センターから引き取る犬は、動物病院で健康診断をして、課題があれば治療し、新しい家族につないでいきます。年間100頭を超える犬を保護するためには多額の医療費が必要です。
今、多くのかたがたの応援のおかげで活動ができています。アグリドッグレスキューをより知っていただけるよう、真摯に活動を続けていきたいです。
誰にでもできる保護活動があります。それは終生飼養の考えのもと、犬を飼うことです。犬も大切な家族の一員。「かわいい!」「さみしいから」など一時の感情からだけではなく、この子の一生に寄り添っていけるか、5年後、10年後も経済面でも健康面でも、責任をもって面倒を見ることができるか。それでも大丈夫、と思えたら、きっと犬は素晴らしく幸せな毎日を与えてくれるはずです!こうした考え方が広く行き渡り、保護犬がいなくなる世界をみんなで作っていければと思います。
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