トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 東部地域振興センター > 東部地域のNPO法人 > 元気!なNPO法人レポート > 「今しかない大切な親子の時間を作るために」特定非営利活動法人みさと
ページ番号:222836
掲載日:2022年9月22日
ここから本文です。
特定非営利活動法人みさとは、「三郷親子食堂」を開催し、子育て家庭に無料で食事を提供(配布)する活動をしています。
令和4年8月26日、代表が経営する三郷市内の飲食店で開催された「三郷親子食堂」にお邪魔し、岩城代表、海老原副代表にお話をうかがいました。
【左から岩城代表、海老原副代表】
(代表)子どもが生まれ、子どもと向き合う時間の大切さを実感しました。飲食店を経営しているので、昼と夜の営業の間の時間で子育てに関われますが、外で働いていると子どもと十分に向き合う時間をとれない方も多くいるのではと思いました。1食分でも食事を提供できれば、家で食事を作るのに要する時間を子どもと触れ合う時間・心の余裕ができる時間にできると思いました。また、近所の子育てをしている方々を対象に活動を始めると、とても喜んでいただけて、ボランティアとして手伝ってくださる方も多くなってきました。
「三郷親子食堂」は、令和3年6月に始めて、以降毎月1回開催しており、1回に100食前後の食事を、事前に申込みいただいた三郷市内の小学生以下のお子さんのいる家庭に提供しています。
「食堂」という名のイベントですが、会場で食事を召し上がっていただくのではなく、16~18時の間に食事を取りに来ていただき、持ち帰って食べていただくテイクアウト形式となっています。
「親子食堂」は、働きながら子育てをする方々に1食分の食事を提供することで、食事を準備する・作る・片づける時間を親子のコミュニケーションの時間に充てられるようお手伝いする活動です。
経済的に困窮している子育て家庭の食を支援し、子どもの居場所づくりをする「こども食堂」などとは、考え方が異なります。
現在、「三郷親子食堂」のような考え方で食事を提供している団体は、県内では他にないため、将来的には「こども食堂」のネットワークのように、「親子食堂」のネットワークを広げていきたいと考えています。
三郷親子食堂が食事を提供しているのは、市内にお住いの小学生以下のお子さんのいる家庭です。当日は、できるだけご家族全員でご参加いただくようお願いしており、人数分の食事をお渡しするようにさせていただいています。離乳食明けの幼児用のご飯も用意しています。
ホームページ・Instagramで開催情報を発信しています。申し込みは予約用LINEをご利用いただきます。
親子食堂の会場となっている「Cafe puku(カフェ プク)」は、県民の皆さまが自ら健康管理や食習慣改善を行うお手伝いをする「埼玉県健康づくり協力店」に指定されており、当日は草加保健所と三郷市が食堂を訪れた親子に対して、食育情報を発信していました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください