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掲載日:2024年3月6日
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今回はふじみ野市の赤土原町会の皆さまの防犯パトロールをご紹介します。
団体名:赤土原町会
取材日時:平成30年7月21日(土曜日)午後8時00分~
活動:夏休みパトロール
当日の参加者数:約35名
パトロール方法:
(1)月例パトロール・・・1回/月、第3土曜日(雨天時は翌週の土曜日)
(2)夏休みパトロール・・・7月中~8月末の毎週土曜日・日曜日
(3)年末パトロール・・・12月20~29日の毎日
※(1)~(3)いずれも 午後8時~赤土原町会全域を4組(5人前後)に分かれて実施。参加者は20人前後で、ハンドマイク、拍子木、誘導棒を使用し、全員防犯ベスト、グリーン帽(又は防犯帽)を着用。
(4) キッズ見守り隊・・・小学生(特に低学年)の下校見守り(課校日は毎日)
通学路の要所(10箇所程度)に立ち、子供達の下校を見守り。
その他自転車かご等への防犯プレートの装着も実施。
赤土原町会・丸山利男会長にお話を伺いました!
平成16年12月の年末パトロールが始まりです。
当時も別段治安が不安定、犯罪が多発しているというような地域ではありませんでしたが、世間では幼い子供たちの命が危険にさらされる事件や事故が頻発していることに鑑み、「地域の安全・安心は、まずは自分達で守ろう」の意識からパトロールを始めました。
会員(現在は「地域くらし安全協力会」)が主体となり、一般会員にも回覧で協力を呼びかけました。当初から15名前後の人が集まり、その後も順調な活動を続けていて、苦労感はあまりありませんでした。
現役世代~高齢者(75歳を超える方もたくさん)の男女が、幅広く参加していますが、主体は70歳前後です。
夏休みには、子供達の参加もあります。
上記(1)~(4)のパトロールの参加者は約50人です。当番制や強要等は行わず全て自由参加で、都合がつく日に自由に参加してもらっています。年間の延べ参加者は、約2,700人になります。
「まとまりのある地域であること、コミュニティの醸成がはかれている地域であること」が外部からも分かるような地域になることが、防犯につながると考えています。
町会の様々な行事は、地域の絆を広め、強め、結果として防犯に繋がりますので、様々な行事(例えば夏祭り、餅つき、バス旅行、ウォーキング、グラウンドゴルフ、クリーン活動、夏休みのラジオ体操等多種多様な事業)を大切にし、積極的な取り組みを行っています。
また、平成21年度に「地域活動功労表彰規定」を制定し、活動を底辺で支える一般会員の功労表彰を行っています。毎年1~2名を表彰し、定期総会時に「町会長」と「ふじみ野市長」の連盟の感謝状を差し上げています。
皆さん極めて積極的、協力的なのでひたすら感謝あるのみですが、協力者の高齢化も進んでいますので、若手の協力者をどう確保するかが今後の課題です。
良かった点は、防犯意識が向上していることはもちろんですが、この活動をきっかけに、様々な町会行事にもたくさんの人たちが参加、協力してくれるようになり、地域の活性化にも少なからず影響を及ぼしていることです。
活動そのものは極めて地道ではありますが、「安心できる地域づくり」の原点でもあり、「地域力の向上」、「地域の強靭化」につながるものと確信し、日々活動に取り組んでいます。
町会の大切な役割として、地域の安全・安心を行政と協働でどう担うことができるかがあります。そのためには、さらなる地域のまとまり、活性化が必要です。
「みんなで安全、安心な日々と暮らしを守るために、自分にできることを考えて、仲間と手を組んで行動できる人」…そのような仲間をたくさん増やして、町会一丸となり、「地域の目を強く感じさせる雰囲気づくり」、「犯罪者をこの地域から遠ざける環境づくり」を進めて、住みよい地域づくりに取り組みます!
ハンドマイク・拍子木・誘導棒を使用してのパトロールで、空き地や公園の様子もよくチェックしながら巡回していました。
皆さんの団結力を感じるパトロールが印象的でした!
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