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掲載日:2024年4月5日
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火傷病(かしょうびょう)はErwinia amylovoraという細菌(火傷病菌)による植物の病気です。リンゴやナシなどのバラ科ナシ亜科植物に広く感染し、大きな被害を起こします。
日本に発生していないため、海外から宿主植物の枝や果実などの輸入を禁止して、侵入を強く警戒しています。
これまで発生国とされていなかった中国において火傷病が発生していることが確認され、令和5年8月30日に中国から火傷病菌の宿主となる植物(花粉を含む)の輸入が停止されました。
火傷病に感染した花粉で授粉作業をすると病気が伝染する恐れがあります。火傷病が侵入・まん延して農業に重大な被害を与えることを防ぐために、本菌の早期発見、早期防除が重要です。中国産花粉を使用している方は、次の点について御協力をお願いします。
(1) お持ちの中国産花粉は使用しないようにしてください。
(2) 中国産花粉を使用した可能性のある園地について、下記のマニュアルを参考に火傷病の調査に御協力をお願いします。
中国での火傷病発生に伴う園地調査のお願い(マニュアル)(PDF:279KB)
火傷病の感染が確定した場合、火傷病の緊急防除実施基準に基づく発生地域内の宿主植物の廃棄、伐採等の緊急防除対策が実施されます。疑義情報がありましたら、農産物安全課あてに御連絡ください。
農林水産省 火傷病のまん延を防ぐために
農林水産省 中国における火傷病発生に伴う宿主植物の輸入停止について
農林水産省 重要病害虫発生時対応基本指針について
農林水産省 緊急防除実施基準について
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