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掲載日:2024年10月24日
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特定外来生物※に指定されるナガエツルノゲイトウは、主に水辺で生息するヒユ科の多年草です。
河川、水路、水田などで生息し、繁茂すると稲の倒伏、減収、機械の作業性の低下に繋がります。
繁殖力、再生力が強く、大群落になると駆除は極めて困難になるため、まん延防止のためには早期発見・早期駆除が重要になります。
※ 特定外来生物に指定されるため、原則として飼養・栽培・保管・運搬は禁じられています。防除のための保管・運搬には手続が必要ですが、特例として手続が不要になる場合があります。詳細は対策チラシ裏面をご覧ください。
図1図2
図1 ナガエツルノゲイトウの繁茂の様子
図2 ナガエツルノゲイトウの花
ナガエツルノゲイトウが確認された場合、以下の点に注意して対策を行いましょう。
● 刈払い機等による機械除草を行わない
刈り払いによって断片が農地に拡散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。
● 除草剤による処理
水田内、畦畔で使用可能な除草剤を使用し防除を行います。
● 抜き取り・剥ぎ取りによる駆除
生育初期に除去することが有効です。断片が残らないように駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか、焼却処分場で処分します。
● 水田内への侵入阻止
農業水利施設は、水路を介して農地とつながることから、給水口にネット等を取り付け、侵入を防止します。
ナガエツルノゲイトウは、繁殖力、再生力が非常に強く、断片からも再生するため、粘り強い対応が必要です。
水田や畑ほ場、農業用水路で発見したら、当課または病害虫防除所、もしくはお近くの農林振興センターまで連絡をお願いします。
【連絡先】
農産物安全課 048-830-4053
病害虫防除所 048-539-0661
【ナガエツルノゲイトウ対策チラシ】
○ ナガエツルノゲイトウ 秋冬期防除でまん延防止!(令和6年9月)
〇 拡散させないで!ナガエツルノゲイトウ(令和6年6月)
〇 ナガエツルノゲイトウ発生していませんか 生産者の皆さまへ・農地:秋編(令和5年8月)
〇 ナガエツルノゲイトウにご注意ください 水路管理者の皆さまへ・水路編(令和5年7月)
〇 ナガエツルノゲイトウにご注意ください 生産者の皆さまへ・農地編(令和5年7月)
農林水産省 ナガエツルノゲイトウの駆除対策について
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