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掲載日:2023年3月2日
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キウイフルーツかいよう病は、細菌病の一種で、枝、新梢、葉、花蕾に細菌が感染して発生するキウイフルーツの病気です。複数の系統が存在し、なかでもPsa3系統は病原性が強く、緑色果実品種より黄色果実品種での被害が大きいと報告されています。
現在、国内では16都県で発生が確認されていますが、本県での発生は確認されておりません。
感染樹には葉に病斑がみられたり、樹液の漏出がみられるほか、新梢が枯死することがあります。
樹の傷口から出る菌泥が感染源となります。樹体の接触、ハサミなどの器具、感染樹の接木、感染苗の導入、感染花粉の使用等で伝染すると推定されています。
本県では、本病の発生状況を確認するため、毎年春に生産園地における調査を実施しています。
キウイフルーツの生産者につきましては、本病の早期発見、予防のためにも適切な圃場管理をお願いします。
参考:キウイフルーツかいよう病緊急対策(PDF:2,122KB)、キウイフルーツかいよう病緊急対策(病徴ガイド、果樹園管理ガイド)(PDF:1,283KB)
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