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掲載日:2022年6月22日
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農林水産省に勤務されていた久保さんは、各地の研修などで農業施策について話をする度に、実家で肉用牛を営む両親の事が気にかかっていました。
実家では、小学校3年生から子牛を育てる役割を与えられたために将来、牛に関わる仕事がしたい希望がありました。
そのことから、2年半前(2019年1月)にお母様を亡くした時「牛飼いになる最後のチャンス」と感じて就農を決意しました。
農水省を辞めるにあたり、周囲はとても驚きましたが、「家族は賛成してくれたのでありがたかった。」と久保さん。
幼少時に手伝いはしていましたが、畜産について学んだことがないので、農水省時代に知り合った鹿児島の農家さんに研修に行ったそうです。
また、牛の世話には休みがないのでお子さんを遠くに連れていけないのは苦労の1つ、「今はコロナ禍を理由にできるけどね」と明るくお話ししてくださいました。
今は牛を飼育して出荷するまでを仕事としていますが、いずれは自分が育てた牛の肉を自分の手で消費者に届けたいそうです。
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