新型コロナウイルス対策本部会議後の知事発言内容（1月4日）（テキスト版）

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   お疲れ様でございます。私の方からまず、先ほど対策本部会議を開催をさせていただきました。本県におきましては、昨年12月31日に、1日当たり過去最大となる330名の陽性者が確認され、週においても、1,800人以上の陽性者が数えられるなど、極めて厳しい状況が続いています。こういった状況に鑑み、1月2日、1都3県の知事で、西村内閣府特命担当大臣を往訪し、新型インフルエンザ等対策特措法に基づく、緊急事態宣言の発出について要望をさせていただいたところであります。その際に、国と1都3県で、首都圏における現下の厳しい状況、認識を共有すること、そして、緊急事態宣言の発令があろうがなかろうが、今できることを行うということで、一歩踏み込んだ感染拡大防止対策を行うことを要望をされました。そこで、我々といたしましては、本日菅総理の発言もございましたが、まだいつ宣言が実施されるかどうか分からない中で、まずはできる措置をしっかりと講じていくということについて、今日、本部会議で議論をさせていただき、決定をさせていただきました。その中身についてご報告をさせていただきます。
   まず、県民の皆様への協力要請であります。全ての県民の皆様に対し、午後8時以降の不要不急の夜間の外出を自粛をお願いを申し上げます。また既にお願いをしておりますけども、高齢者や基礎疾患のある方の不要不急の外出自粛、あるいは東京都との往来は自粛していただきたい、これはすでにお願いをしておりますが、引き続きお願いをいたします。
   この期間ですが、1月8日午前0時から、31日午後12時までとさせていただきたいと思います。年始は、会食の機会が多くなる時期であります。飲食を伴う新年会は、できる限り自粛をしていただきたい。また例えば、成人式が開催されるような地域では、その後の会食、飲み会についても、できる限り自粛をしてください。
次に、事業者の皆様への協力要請です。全てのイルミネーションの早めの消灯をお願いをいたします。そして営業時間ですけれども、現在、1月11日までの期間で、これまで酒類の提供を行う飲食店、及びカラオケ店に対して、営業時間の短縮を要請して参りましたが、この、まる1のとおり、8日から11日までの間は、引き続きこれまでと同じ地域ですが、さいたま市大宮区、川口市、越谷市内の酒類の提供を行う飲食店及びカラオケ店について、ここまでは一緒なんですけれども、午前5時から、午後8時まで、つまり、夜8時の閉店をお願いをさせていただきたいと思います。そして、1月12日からでありますけども、これは、まる2になりますけれども、12日から月末31日までは、これまでのさいたま市大宮区、あるいは川口市、越谷市だけではなく、全ての県内全域の、カラオケ店、バー等を含む全ての飲食店に拡大をして、営業時間の短縮要請、午後8時までをお願いをさせていただきます。なお、これまでは、酒類の提供を行う飲食店、及びカラオケ店でしたが、今後は繰り返しますが、12日以降はカラオケ店、バー等を含む全ての飲食店であります。この際、酒類の提供時間ですが、閉店が8時ですけれども、午後7時までとさせていただきます。これらの要請は全て、新型インフルエンザ等対策特別措置法24条9項に基づくものであります。
次に、オフィス系の事業者の皆様へのお願いであります。テレワークについては、県内企業における実施率、目標をぜひ50%に定めていただき、各事業者に対し、実施を要請いたします。さらに、在宅勤務、あるいは時差出勤を徹底をいただくことにより、接触機会を減らし、感染拡大防止を図っていただきたいと思います。併せて、職場、寮における感染防止策の徹底、従業員への基本的な感染防止対策の徹底や、あるいは会食自粛の呼びかけについて、改めて事業者の皆様、オフィスの皆様にもお願いをしたいと思います。
   県民、事業者の皆様には、引き続きのお願いで、大変心苦しいところではありますが、ぜひ皆様のお力をお貸しをいただきたい。特に、この自粛要請を守っていただく、県民の皆様は命を救うことに、ご協力をいただける皆様だと思います。また、同様に大変厳しい中にも関わらず、事業者の皆様のご協力は、人の命を救い、そして医療機関の崩壊を防ぎます。ぜひ、皆様の愛する方、そしてご家族を守るためにも、お力をお貸しをいただきたいと思います。
   私からは以上です。