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掲載日:2020年3月18日
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私の方からまずご報告がございます。
本日県で行いましたPCR検査の結果、60代の志木市にお住いの日本人女性、無職の方でありますけれども、この方が陽性の判定となりました。
この方につきましては、3月7日から16日にかけまして、フィンランド及びノルウェーをご訪問されていたということであります。発症は、海外におられた13日のことでありまして、発熱、倦怠感、筋肉痛等があったということであります。その後、発熱が続きましたけれど、16日に日本に帰国をされて、成田空港から公共交通機関を使い、成田空港から京成電鉄、JR山手線、そして東武東上線を使って、柳瀬川駅まで帰られたということであります。なお、この方はご主人と一緒に海外に外遊をされておられました。16日に帰国をして、その日のうちにマスクを着用して、徒歩で近隣の医療機関を受診され、その医療機関の勧めに基づき、翌17日に帰国者・接触者相談センターに電話で相談をいたしました。
この日もちなみに38.7度の熱がありましたが、その後、保健所の判断で検体を採取する必要がある、ということでありましたが、この方は公共交通機関又はタクシーしか利用できないものでありますから、保健所の職員がこの方の自宅に行って検体を採取し、その結果が本日現れまして陽性となったというものであります。
この方のケースにつきましては、私の方からは以上であります。
また、もう一件申し上げたいと思いますが、今回で埼玉県としては38例目の陽性のケースとなりましたが、38例のうち23例(後に「18例」に訂正)が、海外から帰国された直後に発症された方であり、このところ6連続で海外から帰国された直後に発症された方であります。海外で感染したかどうかは分かりませんが、こういった状況であります。
また、海外から帰国された方の家族も感染した例を含めると、38例中28例(後に「23例」に訂正)、ということになります。
私の方からは国の検疫体制について、改めて強化をしていただいて、これが県内あるいは国内の市中に出てしまいますと、日本の国内に対する影響がとても大きくなりますので、ぜひ改めて検疫体制、水際作戦を強化していただきたいと思うところであります。
以上です。
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