トップページ > 健康・福祉 > 医療 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症-埼玉県の新型コロナ情報- > 新型コロナウイルス感染症に関する知事発言等について > 新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージ(令和2年3月) > 知事メッセージ「新たな患者の発生について」(3月8日テキスト版)
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掲載日:2020年3月9日
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本日、県内の衛生研究所における検査によりまして、新たに新型コロナウイルスに感染している方が1名判明をいたしました。本県においては9例目となります。
感染が確認された方は40代の男性で日本国籍。居住地は埼玉県の富士見市になります。
渡航歴、接触歴はなく感染経路は不明ですが、先月の2月26日から27日にかけて札幌市を訪問しておられた方であります。この方は、今月になりまして3月3日の深夜から38度の熱を発熱しました。そして翌4日に県内の医療機関Aを受診され、風邪の処方を受けられました。その翌日の5日ですが仕事を休まれて、さらに翌日の6日に帰国者・接触者相談センターへ電話で相談され、県内医療機関Bを受診し、肺炎の症状が認められたことから検体を採取いたしました。
この件に関しての濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行っているところであります。
先ほど申し上げた県内の医療機関Aを除けば、3日に発症して以降は濃厚接触者は現時点のところではいないということで聞いており、また6日以降、帰国者・接触者相談センター相談して、それ以降はまったく外出をしておりません。そして発症後につきましては、出勤もしていないということであります。
集団のクラスターを確認し、次の患者クラスターを生み出していくということは防止しなければなりません。全力をあげております。
また、県内外の専門的な知見を有しておられる識者にも意見を伺う場合もあり、効果的な対策について助言をいただくとともに、総力をあげて対応したいと考えています。
今後とも県庁ワンチームで新型コロナウイルスに対してしっかりと対策してまいりたいと思います。
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