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掲載日:2022年7月1日
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地域で認知症の人や御家族が気軽に過ごす場所として、「認知症カフェ」が県内の各地で開催されています。
認知症カフェは、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる「つどいの場」です。
活動の内容は様々ですが、認知症の人やその家族どうしが情報交換するだけでなく、医療や介護の専門職に相談ができ、地域の人との交流の場になっています。
認知症カフェは、市町村や地域包括支援センター、社会福祉協議会、医療機関や介護事業所、NPO法人、当事者団体、さらには喫茶店など、様々な主体により開催されており、取組が広がってきています。
【要素1】認知症の人が、病気であることを意識せずに過ごせる
【要素2】認知症の人にとって、自分の役割がある
【要素3】認知症の人と家族が社会とつながることができる
【要素4】認知症の人と家族にとって、自分の弱みを知ってもらえていて、かつそれを受入れてもらえる
【要素5】認知症の人と家族が一緒に参加でき、それ以外の人が参加・交流できる
【要素6】どんな人も自分のペースに合わせて参加できる
【要素7】「人」がつながることを可能にするしくみがある
出典:認知症カフェのあり方と運営に関する調査研究事業報告書(公益社団法人 認知症の人と家族の会)
認知症カフェは、厚生労働省の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)でも、全市町村において開催することが目標とされているなど、地域で認知症の人と家族を支える重要な取組として位置づけられています。
県では平成28年度~29年度において、北本市との協働により認知症カフェ運営に関するモデル事業を実施しました。
モデル事業では、認知症カフェ開催のための準備や運営の工夫、継続的な開催のこつなどを、実際にカフェを立ち上げることを通じて、検証を行いました。
この度、モデル事業で得られたノウハウをまとめた参考資料と認知症カフェの特徴をまとめたQ & Aリーフレットを作成しました。
今後、認知症カフェの開催を目指している方、実際に運営している方、認知症カフェについてもっと知りたい方に御覧いただき、認知症カフェへの理解を深めていただくとともに、認知症の人と家族が安心して暮らせる地域づくりに役立てていただければ幸いです。
認知症カフェ実施についての工夫~北本市におけるモデル事業から~(PDF:193KB)
認知症カフェにおける食品の取扱等についてまとめた資料です。参考に御覧ください。
○ 認知症カフェにおける食品の取扱指針の修正及び消費者被害の防止について(通知)(PDF:130KB)
○ 認知症カフェにおける食品の取扱について(PDF:109KB)
認知症の人と家族の「空白の期間」を満たされた期間にするための資料の1つとして、認知症カフェの冊子が紹介されています。ぜひ、ご覧ください。
○ 認知症介護研究・研修仙台センター(資料ダウンロードページ)
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