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県では日本初の公認女性医師・荻野吟子の不屈の精神を受け継ぎ、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体、事業所に「埼玉県荻野吟子賞」を贈っています。
【問合せ】県人権・男女共同参画課
電話:048-830-2921
受賞理由などの詳細はホームページをcheck!
ラグビー界では男女含め世界で初めて、選手とレフリー両方でオリンピックに出場。
リオ2016 7人制ラグビー 女子日本代表
パリ2024 同レフリー
すてきな賞をいただけたことを大変うれしく思います。男女通じてラグビー界で世界初、選手・レフリーでオリンピックに出場した初めての人になりました!レフリーになってもオリンピックは私にとって特別な場所。約66,000人がスタジアムに入り、大歓声の中でレフリーができたこと。幸せな経験をさせてもらいました。
チャレンジすることの大切さを改めて実感し、たくさんの方に支えられて目標を達成することができました。
支えてくださる皆さんに感謝しています。
▲パリ2024でレフリーを務める桑井さん(中央)
©2024 Mike Lee for JRFU︎
不用となった帯をリメイクして、帯バッグとして販売。
帯バッグの制作を地域のお針子さんたちに依頼することで、縫製技術の継承・育成、ひいては女性の経済的自立に寄与しています。
高校生でも決算書分析ができる「風船会計メソッド」を約2年かけ考案、特許を取得。
同メソッドにより自社の社員と会計意識を共有でき、結果として組織風土を大きく変革しました。
男女が共同して参画できる職場づくりに積極的に取り組んでいる事業所として、3事業所が受賞しました。
▲北川正 作「荻野吟子肖像画」
嘉永4(1851)年、現在の熊谷市俵瀬(たわらせ)生まれ。
不慮の病に侵され男性医師による婦人科の治療を受けた経験から、女性医師の必要性を痛感。自ら医師になることを決意しました。
当時、女性の受験が認められていなかった医術開業試験の制度改正に奔走するなど、さまざまな困難を乗り越えて、34歳で日本初の公認女性医師となりました。
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