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掲載日:2025年3月1日

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性別にとらわれず個性と能力を発揮できる社会へ 埼玉県荻野吟子賞 受賞者決定

県では日本初の公認女性医師・荻野吟子の不屈の精神を受け継ぎ、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体、事業所に「埼玉県荻野吟子賞」を贈っています。

【問合せ】県人権・男女共同参画課
電話:048-830-2921

受賞理由などの詳細はホームページをcheck!

二次元コード

▲荻野吟子賞公式ホームページ(別ウィンドウで開きます)

個人・団体部門

大賞

桑井 亜乃(くわい あの)さん (熊谷市在勤・ラグビーレフリー)

ラグビー界では男女含め世界で初めて、選手とレフリー両方でオリンピックに出場。
リオ2016 7人制ラグビー 女子日本代表
パリ2024 同レフリー

桑井

すてきな賞をいただけたことを大変うれしく思います。男女通じてラグビー界で世界初、選手・レフリーでオリンピックに出場した初めての人になりました!レフリーになってもオリンピックは私にとって特別な場所。約66,000人がスタジアムに入り、大歓声の中でレフリーができたこと。幸せな経験をさせてもらいました。
チャレンジすることの大切さを改めて実感し、たくさんの方に支えられて目標を達成することができました。
支えてくださる皆さんに感謝しています。

ラグビーレフリーとしてフィールドに立つ桑井亜乃さんの写真
▲パリ2024でレフリーを務める桑井さん(中央)
©2024 Mike Lee for JRFU︎


奨励賞

藤代 瞳子(ふじしろ とうこ)さん (川越市在勤・帯バッグの小梅や 代表)

藤代瞳子さんが帯バッグを持っている写真

不用となった帯をリメイクして、帯バッグとして販売。
帯バッグの制作を地域のお針子さんたちに依頼することで、縫製技術の継承・育成、ひいては女性の経済的自立に寄与しています。


奨励賞

松本(まつもと) めぐみさん (小鹿野町在勤・松本興産(株) 取締役)

松本めぐみさんの写真

高校生でも決算書分析ができる「風船会計メソッド」を約2年かけ考案、特許を取得。
同メソッドにより自社の社員と会計意識を共有でき、結果として組織風土を大きく変革しました。

いきいき職場部門(いきいき職場部門賞)

男女が共同して参画できる職場づくりに積極的に取り組んでいる事業所として、3事業所が受賞しました。

(株)臼田 ファインモータースクール (さいたま市大宮区/教育サービス業)

(株)grain grain(グレイン グレイン) (春日部市/介護事業・保育事業・飲食業)

(株)ベビーランド (所沢市/医療・福祉事業)

パソコンで仕事をする男女のイラスト

埼玉県出身の偉人 荻野吟子って?

荻野吟子の画像
▲北川正 作「荻野吟子肖像画」

嘉永4(1851)年、現在の熊谷市俵瀬(たわらせ)生まれ。
不慮の病に侵され男性医師による婦人科の治療を受けた経験から、女性医師の必要性を痛感。自ら医師になることを決意しました。
当時、女性の受験が認められていなかった医術開業試験の制度改正に奔走するなど、さまざまな困難を乗り越えて、34歳で日本初の公認女性医師となりました。

お問い合わせ

県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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