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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(平成29年11月号)
1.県推計人口(平成29年11月1日)について
埼玉県の推計人口(平成29年11月1日現在)は7,310,177人(前月比2,598人増)。
- 平成27年国勢調査を基礎とした、平成29年11月1日現在推計人口は7,310,177人(男3,647,808人、女3,662,369人)で、前月と比べ、2,598人増加した。この内訳は、自然増減521人の減少(出生5,004人、死亡5,525人)、社会増減3,119人の増加(転入16,699人、転出13,580人)であった。なお、世帯数は3,067,067世帯であった。
平成27年国勢調査結果
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2.県景気動向指数(9月)から
県景気動向指数(平成29年9月)は、先行指数:98.2、一致指数:130.5、遅行指数:119.1。
- 先行指数は、前月と比較して2.8ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。3か月後方移動平均は、1.67ポイント上昇し、2か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、1.09ポイント上昇し、14か月連続の上昇となった。
- 一致指数は、前月と比較して1.8ポイント下降し、3か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、0.90ポイント上昇し、2か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.72ポイント上昇し、6か月連続の上昇となった。
- 遅行指数は、前月と比較して0.5ポイント下降し、8か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、0.54ポイント上昇し、6か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.71ポイント上昇し、6か月連続の上昇となった。
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3.毎月勤労統計調査(9月)から
平成29年9月の賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は2か月連続でプラスとなった。労働時間指数(総実労働時間)の前年同月比は3か月連続のプラスとなった。常用雇用指数の前年同月比は同水準となった。
- 毎月勤労統計調査の平成29年9月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は245,341円、総実労働時間数は138.8時間、推計常用労働者数は2,085,934人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は1.9%増加、賃金指数(定期給与)は2.0%増加、賃金指数(所定内給与)は1.8%増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.7%増加、労働時間指数(所定外労働時間)は7.4%増加、常用雇用指数は同水準となった。
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4.県鉱工業指数(9月)から
生産、出荷ともに3か月ぶりの低下。
- 平成29年9月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成22年平均=100 )は、生産96.2、出荷97.5、在庫120.7、在庫率147.9で、前月と比べ生産は2.3%の低下、出荷は0.1%の低下、在庫は2.7%の低下、在庫率は1.8%の低下となった。
- 前年同月比でみると、生産が0.5%の低下、出荷は0.1%の上昇となった。
- 今月の生産指数について23業種別に前月と比べると、業務用機械工業、情報通信機械工業などが低下に寄与し、生産用機械工業、輸送機械工業などが上昇に寄与した。
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5.消費者物価指数(9月)から
平成29年9月の消費者物価指数(総合)は、前月から0.2%上昇した。また、前年同月からは0.7%上昇した。
- 平成29年9月分のさいたま市の消費者物価指数(平成27年平均=100)は総合で100.2となり、前月からは0.2%上昇した。また、前年同月比は0.7%のプラスとなった。
- 対前月比が0.2%上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」、「被服及び履物」などが上昇している一方で、「交通・通信」などは下落している。
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6.家計調査(9月)から
平成29年9月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で変動なし。
- 平成29年9月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、539,922円であった。実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は444,985円で、実収入に占める割合は82.4%(前年同月84.7%)であった。
- 消費支出は341,653円で、前年同月と比べ変動がなく、実支出(436,590円)に占める割合は78.3%(前年同月82.1%)で、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は76.8%(前年同月83.2%)であった。
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