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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(平成29年10月号)
1.県推計人口(平成29年10月1日)について
埼玉県の推計人口(平成29年10月1日現在)は7,307,579人(前月比1,286人増)。
- 平成27年国勢調査を基礎とした、平成29年10月1日現在推計人口は7,307,579人(男3,646,441人、女3,661,138人)で、前月と比べ、1,286人増加した。この内訳は、自然増減473人の減少(出生4,488人、死亡4,961人)、社会増減1,759人の増加(転入15,117人、転出13,358人)であった。なお、世帯数は3,063,523世帯であった。
平成27年国勢調査結果
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2.県景気動向指数(8月)から
県景気動向指数(平成29年8月)は、先行指数が94.9、一致指数が131.6、遅行指数が118.9。
- 先行指数は、前月と比較して4.3ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となった。3か月後方移動平均は、1.47ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、0.37ポイント上昇し、13か月連続の上昇となった。
- 一致指数は、前月と比較して0.7ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。3か月後方移動平均は、1.16ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、0.88ポイント上昇し、5か月連続の上昇となった。
- 遅行指数は、前月と比較して0.7ポイント上昇し、7か月連続の上昇となった。3か月後方移動平均は、0.77ポイント上昇し、5か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.81ポイント上昇し、5か月連続の上昇となった。
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3.毎月勤労統計調査(8月)から
平成29年8月の賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は3か月ぶりでプラスとなった。労働時間指数(総実労働時間)の前年同月比は2か月連続のプラスとなった。常用雇用指数の前年同月比は4か月ぶりでマイナスとなった。
- 毎月勤労統計調査の平成29年8月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は247,031円、総実労働時間数は132.7時間、推計常用労働者数は2,088,775人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は2.3%増加、賃金指数(定期給与)は1.8%増加、賃金指数(所定内給与)は1.9%増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.5%増加、労働時間指数(所定外労働時間)は7.0%増加、常用雇用指数は0.1%減少となった。
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4.県鉱工業指数(8月)から
生産、出荷ともに2か月連続の上昇。
- 平成29年8月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成22年平均=100 )は、生産98.5、出荷97.6、在庫124.0、在庫率150.6で、前月と比べ生産は0.1%の上昇、出荷は0.5%の上昇、在庫は3.1%の上昇、在庫率は5.5%の上昇となった。
- 前年同月比でみると、生産が1.9%の上昇、出荷は2.0%の上昇となった。
- 今月の生産指数について23業種別に前月と比べると、業務用機械工業、輸送機械工業などが上昇に寄与し、生産用機械工業、化学工業などが低下に寄与した。
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5.消費者物価指数(8月)から
平成29年8月の消費者物価指数(総合)は、前月から0.2%上昇した。また、前年同月からは0.5%上昇した。
- 平成29年8月分のさいたま市の消費者物価指数(平成27年平均=100)は総合で100.0となり、前月からは0.2%上昇した。また、前年同月比は0.5%のプラスとなった。
- 対前月比が0.2%上昇となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「保健医療」などが上昇している一方で、「被服及び履物」などは下落している。
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6.家計調査(8月)から
平成29年8月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で10.3%の増加。
- 平成29年8月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、557,462円であった。実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は458,230円で、実収入に占める割合は82.2%(前年同月85.4%)であった。
- 消費支出は338,093円で、前年同月に比べて10.3%増加し、実支出(437,325円)に占める割合は77.3%(前年同月80.0%)で、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は73.8%(前年同月68.5%)であった。
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