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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(平成29年8月号)
1.県推計人口(平成29年8月1日)について
埼玉県の推計人口(平成29年8月1日現在)は7,305,660人(前月比574人増)。
- 平成27年国勢調査を基礎とした、平成29年8月1日現在推計人口は7,305,660人(男3,645,802人、女3,659,858人)で、前月と比べ、574人増加した。この内訳は、自然増減570人の減少(出生4,461人、死亡5,031人)、社会増減1,144人の増加(転入16,271人、転出15,127人)であった。なお、世帯数は3,058,665世帯であった。
平成27年国勢調査結果
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2.県景気動向指数(6月)から
県景気動向指数(平成29年6月)は、先行指数が93.1、一致指数が126.8、遅行指数が116.8。
- 先行指数は、前月と比較して2.4ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となった。3か月後方移動平均は、1.27ポイント上昇し、10か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.65ポイント上昇し、11か月連続の上昇となった。
- 一致指数は、前月と比較して0.9ポイント下降し、2か月連続の下降となった。3か月後方移動平均は、1.70ポイント上昇し、3か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.04ポイント上昇し、3か月連続の上昇となった。
- 遅行指数は、前月と比較して0.3ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となった。3か月後方移動平均は、0.60ポイント上昇し、3か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.10ポイント上昇し、3か月連続の上昇となった。
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3.毎月勤労統計調査(6月)から
平成29年6月の賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は10か月ぶりマイナスとなった。労働時間指数(総実労働時間)の前年同月比は2か月ぶりのマイナスとなった。常用雇用指数の前年同月比は引き続きプラスとなった。
- 毎月勤労統計調査の平成29年6月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は347,898円、総実労働時間数は141.9時間、推計常用労働者数は2,094,224人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は0.9%減少、賃金指数(定期給与)は1.1%増加、賃金指数(所定内給与)は1.1%増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.2%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は2.7%増加、常用雇用指数は0.4%増加となった。
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4.県鉱工業指数(6月)から
生産、出荷ともに2か月連続の低下。
- 平成29年6月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成22年平均=100 )は、生産92.4、出荷93.5、在庫120.9、在庫率127.3で、前月と比べ生産は4.1%の低下、出荷は2.6%の低下、在庫は1.9%の上昇、在庫率は2.4%の低下となった。
- 前年同月比でみると、生産が3.1%の低下、出荷は0.8%の低下となった。
- 今月の生産指数について23業種別に前月と比べると、業務用機械工業、化学工業などが低下、輸送機械工業、プラスチック製品工業などが上昇に寄与した。
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5.消費者物価指数(6月)から
平成29年6月の消費者物価指数(総合)は、前月から0.2%下落した。また、前年同月からは0.2%上昇した。
- 平成29年6月分のさいたま市の消費者物価指数(平成27年平均=100)は総合で100.0となり、前月からは0.2%下落した。また、前年同月比は0.2%のプラスとなった。
- 対前月比が0.2%下落となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「食料」などが下落している一方で、「光熱・水道」などは上昇している。
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6.家計調査(6月)から
平成29年6月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で1.2%の増加。
- 平成29年6月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、830,174円であった。実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は689,615円で、実収入に占める割合は83.1%(前年同月82.7%)であった。
- 消費支出は297,963円で、前年同月に比べて1.2%増加し、実支出(438,521円)に占める割合は67.9%(前年同月68.0%)で、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は43.2%(前年同月44.4%)であった。
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