With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和2年度 > 県民講座「障害と女性」複合差別に立ち向かう
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掲載日:2021年5月21日
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令和2年12月8日(火曜日) 13時30分から15時30分 |
埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま) |
30人 |
令和2年度県民講座「障害と女性」は、障害当事者として強制不妊手術の問題や障害のある女性の自立促進を目指しての国内外への働きかけを続けてきた藤原久美子さんをお招きし、その活動内容を紹介していただき、私たちの生と性について共に考えました。「女性」であることに加え、「障害」があることにより複合的な差別を受けるということ、「あなたのため」と決めつける誤った善意が差別につながること、旧優生保護法の問題など、藤原さんご自身の経験を交えながら優しく朗らかにお話くださいました。だれもが生きやすい世の中を目指して現状を変えていくために行動する藤原さんに大いに勇気づけられると同時に、この問題への理解を深めていく重要性を再認識しました。
DPI女性障害者ネットワーク代表、特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議常任委員、自立生活センター神戸Beすけっとピアカウンセラー兼事務局長。10代の時にI型糖尿病を発症し、35歳で合併症による網膜症で視覚障害者(弱視)となる。大阪ライトハウスで生活訓練を受けた後、自立生活センター神戸Beすけっとにボランティアとして関わりピアカウンセリングを学び、2004年に同センターのスタッフとなる。40歳で妊娠し、この体験からその後、障害女性の複合差別解消に向け取り組んでいる。2016年に国連女性差別撤廃委員会へロビイングを行い、障害女性の現状と強制不妊手術問題の早期解決を訴える。2019年12月、日本の社会問題に取り組んでいる女性リーダーに贈られるチャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞受賞。
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