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掲載日:2022年9月20日
第17回埼玉県議会フォトコンテストの入賞作品が決定!
埼玉県議会では、県民の皆さまに、より身近で親しみを感じていただけるよう、平成18年度から県議会フォトコンテストを実施しています。第17回となる今回は、幅広い世代の方々から1,071点の作品をご応募いただきました。
厳正な審査の結果、一般写真部門では「議長賞」2点、「副議長賞」2点、「入選」14点を、モバイル写真部門では「ベストショット賞」2点、「入選」4点、「特別賞」2点、の計26点の入賞作品が決定いたしました。
応募総数
1,071点
【一般写真部門】 【モバイル写真部門】
A 埼玉の「四季」 421点 A 埼玉の「四季」200点
B 自由(フリーテーマ)337点 B 埼玉の「感動」113点
議長からのお祝いのメッセージ
埼玉県議会議長の梅澤佳一でございます。
このたびは、第17回埼玉県議会フォトコンテストのご入賞、誠におめでとうございます。
入賞作品はいずれも豊かな感性と鋭い視点で、本県の四季折々の自然や風景、人々の感情やふれあいなど、まさに感動的な一瞬を切り取ったものであり、大いに感銘を受けました。
入賞作品以外にも、熱意が込められた力作が数多く並び、審査員の先生方におかれましてはさぞかし選考に頭を悩ませられたことと存じます。素晴らしい作品を選考いただきましたことに心からお礼申し上げます。
受賞された皆さまの作品は、今後、「県議会だより」をはじめとした議会広報に彩りを添えるとともに多様で奥深い埼玉の魅力を県内外の方々に広く伝えてくださると思います。受賞者の皆さまにおかれましては、引き続き、埼玉を舞台に素晴らしい作品を撮り続けていただき、埼玉の魅力を広く発信していただきたいと思います。
県議会といたしましても、今後ともフォトコンテストのような県民の皆さまにご参加いただける取り組みを通して、身近で開かれた県議会を目指してまいります。引き続き、ご支援とご協力をお願い申し上げます。結びに、皆さま方のますますのご活躍とご多幸を祈念申し上げましてお祝いの言葉とさせていただきます。
入賞作品(作品をクリックすると拡大されます)
一般写真部門
埼玉県議会議長賞
ーテーマA 埼玉の四季
「大満足な笑顔」 滝瀬初男様
(撮影場所:北本市 高尾)
(審査員の選評)
楽しそうで良い写真ですね。大勢の人を撮ると、誰かしら笑っていないとか!他所を見ているとかするものです。皆で、良い笑顔です。その上、議長賞も貰ってしまいました。きっと、カメラマンも「大満足の笑顔」でしょう!
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ーテーマB 自由(フリーテーマ)ー
「夕陽にスケボー」 高橋範人様
(撮影場所:彩湖堤防)
(審査員の選評)
スケードボードに乗って宙に舞い上がった少年の姿が見事に写し止められ、乱れた髪や右側の足がボードから離れていることでドラマチックな躍動感を感じさせます。更に茜色に染まる背景が美しい憧憬まで感じさせます。
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埼玉県議会副議長賞
ーテーマA 埼玉の四季ー
「天空に咲く」 又賀義信様
(撮影場所:さいたま市 桜区)
(審査員の選評)
素敵な写真です。丸く光っているのは、建物からの光でしょうね!手前に彼岸花が写っていることで、また、その光を引き立てています。きっと、昼間に見るとなんでもない景色なのでしょうが、上手く撮りました。こんな風に写真が撮れてくると遠くに行かなくても楽しめますね!
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ーテーマB 自由(フリーテーマ)ー
「ふわりと浮かんで」 野本義治様
(撮影場所:鶴ヶ島市)
(審査員の選評)
少女の視線と手の表情、更に、左上に浮くシャボン玉が織りなす三角の構成が素晴らしく、見るものを長時間このドラマの世界に佇ませてくれます。真横からの撮影により少女の愛らしい姿態と夢の世界が強調されました。
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入選(五十音順)
ーテーマA 埼玉の四季ー
「丸い道」 大澤寅三様
(撮影場所:秩父市)
(審査員の選評)
普通に撮ったら何でもない景色を長時間露光し、不思議さが出ています。撮った写真を他の人に長い時間立ち止まって観てもらえるのは嬉しいことですよね。見入ってしまいました。
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ーテーマB 自由(フリーテーマ)ー
「眠らぬ街」 内田雄一様
(撮影場所:美の山公園)
(審査員の選評)
夜の長時間撮影により、通常では目に出来ない煙の流れとフワッとした街灯りが描写され、ドキュメントとは異なる作者の描いた夢の世界が現れました。手前は雲の流れでしょうか?この偶然も作者に味方して効果的です。
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「一休み」 沖舘宏様
(撮影場所:嵐山町)
(審査員の選評)
ハスの花を半分だけ入れたところが、カエルが主役になれて良いです。色もとても綺麗に出ています。
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「おみごと!」 小山惠美子様
(撮影場所:嵐山町)
(審査員の選評)
逆立ちをしたトンボの姿も珍しいのですが、赤い小さな実をつけた細い枝や暗い背景の選択、左に流れるボケなども見逃せません。一見、偶然に見える光景を必然に変えることのできる技術と感性があればこその作品です。
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「閑寂」 尾内幸枝様
(撮影場所:県民の森近郊)
(審査員の選評)
難しい被写体ですが、縦位置で写真を作ったところが、成功していると思います。閑寂っぽさが溢れています。
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「今日から家族に」須藤康男様
(撮影場所:さいたま市 緑区 宮本)
(審査員の選評)
生まれたばかりの鳩でしょうか?我が子を見つめる親鳥の視線に生き物同士の尊厳が見られ、改めて生命の尊さを感じます。右側面の木立のボケは、その姿をそっと見つめる作者の眼差しと、互いの生命の美を感じました。
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「越冬の準備」 土田勇様
(撮影場所:熊谷市)
(審査員の選評)
羽を広げ、顔もはっきり見えて、美しい瞬間を撮りました!ピントもしっかり決まっています。大成功です!
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「朝霧の撮影」 富沢宏様
(撮影場所:朝霧の撮影)
(審査員の選評)
川から沸き立つ靄の中、シルエットのカメラマン2人が、この時間と条件に巡り合った貴重な瞬間をドラマチックに盛り上げています。人影を左に寄せて、この瞬間を隅でジッと待っていた緊張感を感じさせ、効果的でした。
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「朝霧」 中野芳之様
(撮影場所:さいたま市 三橋公園)
(審査員の選評)
早朝の淡い光と朝霧の中、きれいにカーブした道…その先に見える1 本の木!良い構図を見つけましたね。写真を撮る時の立ち位置が写真の良さを決めます。
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「帰り道」 野口進様
(撮影場所:春日部市)
(審査員の選評)
夕日に染まる水田を背景に、今日の作業が終わり家路に向かう人物の姿を小さく取り入れたことで、この空気感が、より一層強調され見るものに強く訴えてきます。主役をあえて小さくして大きな印象的にした好作です。
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「君を祝って」 馬場歩様
(撮影場所:行田市)
(審査員の選評)
可愛いです!写真集の1ぺージを観ているみたいです。身近な人であれば、この2 人を撮り続けていくと、もっと、もっと楽しい写真が出来上がることでしょう。
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「大好物」 橋本武男様
(撮影場所:長瀞町)
(審査員の選評)
メジロと小枝に実る赤や黄色の実が暗い背景の中から浮かび上り、大変美しく輝きながら生態写真を超えた自然の生き物たちの美を捉えました。また、くちばしの赤い実一つが、この瞬間を更に貴重な作品にしています。
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「春が来た!」 宮田哲夫様
(撮影場所:さいたま市 緑区)
(審査員の選評)
鳥を撮ることの難しさを知っていますので、いい写真だな〜と感じます。題名が良いですね。ちょっと、額に入れて飾ると本当に春が来そうです。
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「輝き」水上貴夫様
(撮影場所:入間市 宮寺)
(審査員の選評)
たった一片の小さな葉っぱですが、作者の感性と技術力により大変ドラマチックに目に飛び込んできます。大胆にも三角の葉っぱを真横に据え、水滴の輝きなど、まるで刃物のようでもあります。背景のボケも効果的です。
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モバイル写真部門
ベストショット賞
ーテーマA 埼玉の四季ー
「夏空の中、 綾瀬川でカヌー」 矢次瑞也様
(撮影場所:草加市 綾瀬川)
(審査員の選評)
大人でもワクワクするような夏の日のワンシーン。水面と空の色がとても美しい一枚です。カラフルなカヌーなどの色合いも自然の中に映えており、印象的な作品です。
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ーテーマB 埼玉の感動ー
「おっとっと」 浜田愛美様
(撮影場所:毎日興業アリーナ久喜)
(審査員の選評)
活発に動く年頃のお子さんの後ろ姿。それを見守るご両親の目線がとても愛おしく表現されていると感じました。晴れている空とたくさんのカラフルな傘が、微笑ましい一枚です。
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入選(五十音順)
「実りの秋晴れ」 相澤克美様
(撮影場所:鴻巣市 吹上)
(審査員の選評)
どこか懐かしい情緒あふれる一枚。金色にさざめく稲穂と空、白い鳥が飛び立つ一瞬に、故郷を感じました。いつも目にしている日常のワンシーンが、絵画のように思えます。
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「とんびととんだ」 佐藤萌様
(撮影場所:角川武蔵野ミュージアム)
(審査員の選評)
まるで飛んでいる人も壁画の一部になっているようですね。足を上げて反り返った姿も綺麗で、なかなかこのポーズを空中で保つのは難しそうに思います。そんなわずかな一瞬を、ブレずに撮っているのが見事です。
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「ジャンケンポンの階段」 小西直昭様
(撮影場所:川口市 西公園)
(審査員の選評)
一見すると、階段には実際に生きている子供たちがいるように見えますね。でも雪が降り積もっている半袖姿と、傘をさしている人の存在感の差で、すぐ石像なんだと気が付く。冬を表現する風景として捻りがあって面白いです。
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「どっちが翁最中?でどっちがお母さん?」 高附愛子様
(撮影場所:深谷市)
(審査員の選評)
お母さんの表情がとても良いですね。扇最中とそっくりなのが楽しい一枚です。深谷市の銘菓という地元の和菓子と親しむ様子もホッコリしますし、そんな日常感あふれる背景の中で、まるで福の神のような存在感を醸し出しています。
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特別賞
「どーんと紅葉」 浅野優香様
(撮影場所:トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園)
(審査員の選評)
水面に浮かぶ葉とまだまだ木にしげる紅葉。奥行のある構図に目を引かれます。まるで水面に顔を出した川の中の生き物の目線のようで、とてもユニークです。
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「しゃぼん玉越しの春」 増田朋美様
(撮影場所:寄居町)
(審査員の選評)
可愛らしいチューリップとしゃぼん玉の取り合わせが目を引く一枚です。しゃぼん玉の丸が額縁のようで、この中だけでも絵になるバランスがありますね。さらに手前に大きな花があって遠近感が出ているので、全体で奥行のある風景にもなっています。
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※作品の無断転載禁止
審査員紹介
【一般写真部門】
- 渡辺 英夫 氏(埼玉県美術家協会写真部 副会長)
- 田尻 かつ子 氏(埼玉県美術家協会写真部 会員)
- 横山 哲也 氏(埼玉県高等学校文化連盟 写真専門部)
【モバイル写真部門】
- 比古地 朔弥 氏(漫画家)
- 櫻井 理恵 氏(kawagoe premium 編集長)
一般写真部門 審査風景
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モバイル写真部門 審査風景
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作品の展示
場所
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日時
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県議会議事堂1階展示ホール
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2月4日(金曜日)~常設
8時30分から17時00分(土日・祝日を除く)
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入賞作品(全26点)は、フォトギャラリーでご覧いただけます。
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