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ページ番号:266630

掲載日:2025年3月27日

令和7年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(横川雅也議員)

地元問題について-開平橋周辺の荒川堤防整備と堤防上を通る県道平沼中老袋線の拡幅整備について-

Q 横川雅也 議員(自民)

私の地元川島町出丸地区から入間川開平橋へと向かう荒川の堤防上を通るこの県道は、川越市や上尾市へのアクセス道路として交通量の多い幹線道路です。この県道の特徴としては、一部区間が荒川の堤防上を通っており、この区間の道路幅員は非常に狭く、センターラインもないほか、堤防上であるためガードレールの敷設など安全対策もできない状況です。大型車両の通行も多く、車両の転落や対向車との接触事故なども発生しており、不安の声、危険は高まる一方です。
また、この地域は荒川と入間川の合流点でもあり、治水安全度向上の観点からも一刻も早い堤防の補強工事が望まれている区間でもあります。この区間は、河川管理者である国土交通省が荒川の堤防整備を予定していることから、県のこれまでの回答としては、「国が行う荒川の河川整備の進捗状況を見ながら、堤防の強化と県道の拡幅について国と調整を進めていく」とのことでしたが、抜本的な解決が図られないまま5年近くが経過しました。
令和12年度完了予定で進められている荒川第二・第三調節池整備の完了後は、速やかに開平橋北側の荒川堤防の補強と、それに合わせて堤防上を通る県道の拡幅整備へとつなげていけるよう、国に対しても力強く埼玉県の意思を伝えていくべきだと考えます。一刻も早い当該荒川堤防と県道の整備へ向けた県の方針と意気込みについて、県土整備部長にお伺いいたします。

A 吉澤隆 県土整備部長

開平橋周辺の荒川の整備につきましては、流域の治水安全度の更なる向上を図るため、現在、河川管理者である国土交通省が、左岸側で、令和12年度完成を目指し荒川第二・第三調節池事業等を進めております。
議員ご質問の荒川右岸の堤防については、これらの調節池や荒川左岸の上尾市平方地区などの堤防が無い箇所での整備の進捗状況を踏まえ、着手していく考えと国から伺っております。
県といたしましては、荒川右岸の堤防整備は流域の水害防止に重要なことから、まずはその前提として、現在、実施している事業が一層加速するよう、国に対し要望してまいります。
一方、この堤防上を占用する県道平沼中老袋線につきましては、安全対策としてドライバーへ転落の注意を促す路面標示などの整備を行ってまいりました。
県道の拡幅につきましては、堤防整備に合わせて改良する必要があることから、堤防と道路の拡幅の一体整備に向け、引き続き国と調整を進めていきます。
今後とも、地域における治水の安全と円滑な交通が図られるよう、様々な機会を通じて国に働き掛けてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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