令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（岡田静佳議員）

所沢駅西口商業施設開業に伴う交通安全及び渋滞対策について-交通安全対策について-

Q　岡田静佳　議員（自民）

1日当たり約22万人が利用する所沢駅西側に広がる西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯では、商業施設の開発が進められ、本年9月には地上7階、店舗数約140店舗の商業施設「エミテラス所沢」が開業する見込みとなっております。
商業施設の開発に合わせた区画整理の事業により、新設道路の開通や既設道路の拡幅、歩道空間の整備が進められておりますが、その一方で、商業施設には約1,700台の駐車場が設置される予定であり、周辺道路において利用客などの交通集中による渋滞発生や、渋滞を避けるために抜け道を利用する車両の増加が懸念されています。また、商業施設の周辺は閑静な住宅街であることに加えまして、学校も点在しておりますので、地域住民からは周辺道路の安全対策や渋滞対策を求める声が一層強まっております。
地元住民や子供たちを危険な目に遭わせることや、渋滞によって不便を強いられることになるのは、絶対に避けなければならないと考えています。
そこで、お伺いします。
商業施設の開業や新設道路の開通を踏まえた周辺道路の交通安全対策の検討状況について、警察本部長にお伺いいたします。

A　鈴木基之　警察本部長

所沢駅西口に商業施設が開業されることなどに伴い、県警察では、これまで所沢市や開発事業者と共に周辺道路の交通安全対策について協議を重ねてきたところであります。
その結果、商業施設南側に本年8月下旬開通する予定の所沢市道、通称「所沢駅ふれあい通り線」上の交差点2か所に定周期式信号機を設置する準備を進めております。
また、議員ご指摘のとおり、住宅街での通り抜け車両に対する懸念も考慮いたしまして、開発事業者に対しては、必要な地点に注意喚起を促す看板設置の検討をお願いしているところであります。
県警察といたしましては、引き続き地域住民の意見を丁寧に聞きながら、開発事業者等と連携を図りつつ、必要な交通安全対策について検討を進めてまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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