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掲載日:2023年10月20日
Q 浅井明 議員(自民)
越谷市保健所が設置されて9年が経過しました。最初の10年は県から人材の派遣をしていただいていますが、来年で終わると市から聞いています。
今後の越谷市保健所の医療人材確保に向けて、県はどのような支援をしていただけるのか、保健医療部長にお尋ねします。
また、特に保健所長は原則医師でなくてはいけませんが、埼玉県は全国一の医師の割合が少ない県です。保健所長の採用に関する支援策についても、併せてお聞かせください。
A 表久仁和 保健医療部長
まず、医療人材確保に向けて県はどのような支援ができるかについてでございます。
越谷市保健所への人的支援については、保健所準備室への県職員の派遣からスタートし、平成27年の開設時には、獣医師、保健師等の専門職員を中心に15人を派遣し、現在も継続して支援しております。
派遣期間については、保健所開設の際に10年程度と申し合わせを行っておりますが、希望があれば柔軟に派遣したいと考えております。
これまで、さいたま市では14年間、川越市では11年間、県からの派遣を行っております。
引き続き、越谷市の意向を踏まえ、医療人材の確保について支援をしてまいります。
次に、保健所長の採用に関する支援策についてでございます。
保健所の医師の採用に関しましては、本県でも非常に厳しい状況が続いております。
保健所長としての採用だけでなく、若手医師を採用し、育成していく必要もあると考えています。
そこで、保健所に医師として勤務しながら、公衆衛生行政の専門医の資格が取得できる「社会医学系専門医研修プログラム」を平成29年度から設置し、現在までに3名の医師が受講しています。
今年度からは川口市が本プログラムに参画しています。
今後も保健所長を含め医師の採用についての越谷市の相談に応じるほか、本プログラムへの参画について、支援策として提案してまいります。
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