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掲載日:2023年10月20日
Q 浅井明 議員(自民)
ペットブームで、多くの家庭で犬・猫を飼っています。元荒川やかさ上げされた遊歩道になった新方川の土手の道を、飼い主のリードを引っ張りながらワンちゃんが散歩しています。
獣医さんによると、オオカミが先祖であるワンちゃんの観点では、室内での飼育環境は決して快適ではなく、また、リードをつないだ散歩だけではストレスの解消とはならず、特に大型・中型犬でのストレスで、ほえる、かむ、物を壊すなどの問題行動を起こし、他人とのトラブルに発展することにもなってしまいます。そのストレスを解消させるためには、広いドッグランでリードを外し自由に駆け回りをさせ、飼い主と一緒に遊ぶことが重要だといいます。
県内には民営・公営などで57か所のドッグランがありますが、東南部地域では草加公園内、越谷レイクタウン内に2か所、三郷ビバホーム内の4か所しかなく、2か所は屋内、公営は草加公園内の1か所だけであります。
そこで、質問です。
県東南部に所在するしらこばと公園に、所沢航空記念公園にあるようなドッグランを設けるお考えがあるか、都市整備部長にお尋ねします。
A 山科昭宏 都市整備部長
ペットと暮らす方の増加に伴い、ペット、特に飼い犬を広い空間で自由にかつ安全に遊ばせることができるドッグランへのニーズが高まっております。
現在、県営公園では所沢航空記念公園と川越公園にドッグランを設置しております。
この2つの県営公園は、犬の散歩に関する苦情が多かったこと、ドッグランの設置要望が非常に高かったこと、また適した場所、広さが確保され、指定管理者による運営面での条件が整ったことからドッグランを設置いたしました。
この結果、放し飼いなど犬をめぐる事故やトラブルが減少し、一定の効果が出ております。
一方で、スタッフが不在の場合、排せつ物の放置や大型犬エリアに小型犬を入れてしまうなど、利用者のマナー違反が発生する問題も起きております。
県営公園で新たにドッグランを設置する場合は、その公園にニーズがあることに加え、公園内に適した場所があるか、運営を誰が行うのかなどの課題を解決する必要があります。
また、運営にあたり利用者のマナーなどルールづくりや一般の公園利用者及び地域住民への配慮も必要です。
お尋ねのしらこばと公園にドッグランを設けることについては、これらの条件が整えば可能であると考えており、まずは指定管理者と共に実現の可能性を調査してまいります。
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