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ページ番号:224173
掲載日:2022年10月14日
自然再生・循環社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」でありますが、今回は、「農林業・農山村の循環型社会への貢献について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「県産木材の利用拡大に向けて、山の所有者から消費者に至るまで、経営面も含めどのように支援しているのか。また、県全体の森林面積のうち、どのくらいの森林整備を支援していくのか」との質問に対し、「県産木材が供給できるネットワークづくりに対する支援に加え、経営面を含めてふかん的に支援する体制を検討していきたい。また、県全体の森林面積が約120,000ヘクタールであり、そのうち約40,000ヘクタールを対象に森林の循環利用を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、「土壌の性質改善に向けたバイオマスの利活用率を上げるために、目標をおおむね達成している家畜排せつ物や稲わらではなく、他の分野で推進していかなければ、バイオマスの普及につながらないのではないか」との質問に対し、「バイオマスの利活用は、種類に応じて関係部局と連携し横断的に進める必要がある。今後、目標値などを関係部局と共有し、バイオマスの利活用の普及につなげていく方策を検討していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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