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掲載日:2022年10月19日
Q 岡地 優 議員(自民)
現在の学校教育の中では、部活動指導が生徒指導に大きく貢献している現状があります。部活動指導が教員と生徒との関わりをより深め、信頼関係を構築し、思春期における諸問題の解決の一助になっていると考えます。
今後、部活動が地域移行することで生徒の問題行動が増えるのではないかと危惧いたしますが、教育長に見解をお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
部活動は、教育活動の一環として、生徒の心身の健全な育成に大きな役割を果たしてまいりました。
1年生から3年生にわたる年齢の異なる生徒同士の交流の中で、人間関係の構築、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養に資するなど、生徒の多様な学びの場となっております。
今回、部活動を地域移行することで、より幅広い世代間の交流も可能となり、更に豊かな人間性を育むことにつながることが期待されます。
また、学校と地域で異なる活動に参加することができるようになり、生徒の主体的・意欲的な活動を促し、充実感や満足感を実感できるなど、生徒の自己肯定感の醸成も期待されます。
部活動の地域移行は、これまで部活動が果たしてきた役割を踏まえながら、学校と地域がそれぞれ責任をもって、進めていくことが重要であると考えております。
県といたしましては、部活動の地域移行により生徒の問題行動が増えるといったことがないよう、市町村と緊密に連携しながら、生徒の健やかな成長に寄与できる地域移行を目指してまいります。
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