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掲載日:2022年7月12日
Q 木下博信 議員(自民)
現状では、明確な事故の差異は生まれてないというんですが、良心的運転手さんによって自転車に乗っていても優先されるという成功体験が続いていくことで、この先事故が増えていく可能性は否定できません。そうした事態を防ぐために、自転車は横断するなら降車して待機的な啓発の考え、これ市町村と連携しながら実行していく必要があると考えるんですが、いかがでしょうか。県民生活部長の方からお答えをお聞かせください。
A 真砂和敏 県民生活部長
横断歩道上での事故を防止するためには、車両運転者が、横断歩道を通行する際、自転車に跨っている方がいたとしても、安全を確認して、通行することがルールとなっております。
そのため、県では、県警察や市町村と連携しながら、車両運転者と自転車利用者の双方に対しまして、「横断歩道における歩行者優先の徹底」を周知してまいりました。
JAFの調査によりますと、信号機のない横断歩道で一時停止する車両の割合は、平成30年の7.8%から令和3年は23.6%に増えているという結果がでております。
議員お話の啓発についてですが、法令上、自転車から降車して待機という明確な規定はありませんので、このような趣旨を特定して啓発することは自転車利用者が戸惑う可能性があると考えます。
そのため、引き続き、自転車は車両であるとの認識を一層高めていくとともに、自転車は横断中の歩行者の通行を妨げるおそれがある場合には、自転車に乗ったまま通行できないことを啓発してまいります。
今後とも、県警察や市町村、関係機関と連携しながら、横断歩道での交通事故の減少を目指し、啓発活動に取り組んでまいります。
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