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ページ番号:219002
掲載日:2022年7月12日
Q 木下博信 議員(自民)
県の独自予算が必要な提案、(1)(2)(3)とさせていただいてまいりました。教育長も御答弁されているとおり、埼玉県全体で潤沢な予算があるという状況にはないので、その財源を確保することで容易でないのは分かります。
しかし、現場で悲しい体験をさせられてしまう、途中で予定外で退職してしまう先生がいて担任が変わってしまう、こういう児童生徒を埼玉県内でなくしていくために、そして教員の負担を軽減して教員の善意と使命感に頼った職場と言われない埼玉県をつくるために、教育現場への独自支援が充実しているとして教員志望者がたくさん集まってくる埼玉県にしていくために、国基準のみならず県単位でできることを行っていく、これは大変重要なことだと感じます。
県独自の財源を確保して進めていくことについて、改めて教育長のお考えをお聞かせください。
A 高田直芳 教育長
議員お話しの教員の配置拡充や教員業務支援員の充実強化に関しましては、抜本的には国が定める教員定数の改善を図ることが重要と考えます。
その上で、本県としても、限られた財源の中で、自ら創意工夫し、県独自に課題の解決を図る方法を検討し、優先順位を考慮しながら、予算を確保していくことも必要と考えます。
例えば、今年度から、教員の志望者を増やし、優秀な教員を確保するために、大学生を対象に、学校現場で子供と関わる楽しさや教える楽しさを体験する、更には実践的な指導力を身に付ける「彩の国かがやき教師塾」を実施するなど、県単独事業にも取り組んでいるところです。
私は、埼玉の未来を担う子供たちを育てる教育は極めて重要なことと認識しております。
議員御指摘のとおり課題は山積しておりますが、教員がいきいきと意欲を持って教育活動にあたり、子供たちが明るく元気に過ごせる学校づくりに向けて、全力で取り組んでまいります。
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