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掲載日:2023年10月23日
Q 関根信明 議員(自民)
知事は、同構想を公約に掲げた理由として、昨年の藤井議員に対する答弁で、「魅力ある大宮公園における野球場、サッカー場などを生かした公園整備を呼び水にしたい。そのため、長期的視野に立ち、大宮スーパー・ボールパーク構想を取りまとめ、野球場などの施設の魅力アップを図り、国内外に誇るオンリーワンの公園にしたい」ということでありました。同構想は、野球場、双輪場、サッカー場の競技施設について調査検討を進めるとあり、今年度中、調査事項を取りまとめるとのことです。
私は、双輪場の見直しを図り、廃止ないしは、グランドデザインに提案のある第二公園内に競輪場のサテライト化及び双輪場の歴史記念館等を複合化して移設し、空いたスペースに公式野球、プロ野球公式戦、イベント等を開催できる埼玉ドーム球場並びに新たなサッカースタジアムを、民間活力の導入又は公民連携による施設として造っていくべきと考えます。
そこで、知事に、同構想の提案に向けた調査検討を今年度はどこまで進め、どのようなスケジュールで同構想の具現化を図り、その際には民間活力、公民連携の導入及び双輪場の在り方も含め検討されるのか、知事の御所見をお伺いします。
A 大野元裕 知事
Park
-PFI
の導入の検討を含め、大宮公園グランドデザインをどのように進化させるのかについてであります。
グランドデザインの進化には、大宮公園のポテンシャルを最大限に生かすことが重要で、その一環としてスーパー・ボールパーク構想を進めてまいります。
氷川の杜
、桜やアカマツの林などの自然、歴史的な景観や文化を引き継ぎながら、都市における貴重なオープンスペースが持つ様々な機能を活用していきたいと考えております。 グランドデザインの提言をしっかりと実現するため、まずは公園全体の環境整備に着実に取り組む必要があります。
このため、今年度から老朽化した体育館の解体や老木の撤去などを実施し、大宮公園のシンボルである桜やアカマツの植替えなども計画的に進めてまいります。
また、グランドデザインにおいては、「民間の資金やノウハウの活用」について提言を受けています。
魅力ある施設整備により公園の機能を高めるため、民間事業者を巻き込み、知恵やアイデアを活用したいと考えています。
これまで、民間事業者からは、立地の良さや周辺人口の多さなどを大宮公園の可能性として評価する声をいただいています。
今後、更に民間との意見交換により、Park
-PFI
などの手法を含め、どのような公民連携による整備・運営手法が最適か検討を進めてまいります。次に、大宮スーパー・ボールパーク構想の具現化に向けたスケジュールと民間活力、公民連携の導入及び双輪場の在り方の検討についてでございます。
議員御提案の双輪場の在り方やドーム球場などの整備は、大宮公園への集客や施設機能の向上に資する選択肢だと受け止めています。
一方で、各施設には多くの関係者が存在し、様々な御意見もございます。
このため、現在、施設を利用する関係者との協議、事例調査に基づく施設機能の検討を行っています。
双輪場の在り方につきましても、自転車競技関係者などの御意見を伺い、将来的な施設の方向性などを協議してまいります。
また、民間活力や公民連携の導入については、財源確保の観点から欠かせない検討課題と考えております。
令和2年度には、まず、こうした協議や検討を踏まえ、施設等
の整備パターンを複数の案に整理をいたします。
これらの案を基に、更なる関係者との協議や民間事業者の参画の可能性について調査を進め、工程表のとおり、来年度、将来的なスケジュールを含め、構想を取りまとめてまいります。
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