トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年9月定例会 > 平成30年9月定例会 「企画財政委員長報告」
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掲載日:2023年5月8日
企画財政委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第86号議案の1件であります。
本議案につきましては、執行部からの詳細な説明をもって了承した次第であります。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「県の総合計画等の進捗状況の報告について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「県政全体にわたる重要な計画である『埼玉県まち・ひと・しごと創生総合戦略』の議会への報告は、PDCAのCである『チェック』であり、重要なプロセスである。また、取組の結果を分析し、どのような課題があるかを検証することは、次のAである『アクション』につながる。しかし、これまでの報告は、目標達成度や実施事業の羅列が多く、取組への分析・評価が不十分である。全ての項目について分析・評価を行うべきと考えるがどうか」との質問に対し、「総合戦略では、これまで主に指標の数値に重点を置いた報告を行ってきた。このため、数値以外の分析や評価については、十分でない面もあった。なぜその数値になったかという分析を改善につなげることが重要である。また、100%を達成したから良いということではなく、その背景を分析し、更なる改善に結び付けることがPDCAの要であると認識している。御指摘を踏まえ、報告内容の改善に努めていきたい」との答弁がありました。
また、「総合戦略及び『埼玉県5か年計画』は、計画全体について、全議員に対して進捗状況の報告を行うべきと考えるがどうか」との質問に対し、「総合戦略は、これまでは最も関連のある『地方創生・行財政改革特別委員会』に進捗状況を報告してきたが、その内容が県政の幅広い分野にわたっていることから、全ての議員の方々に報告する内容を伴うものと考える。また、5か年計画は、例年は、指標の数値がおおむねまとまる8月頃の実績を行政報告書に掲載するとともに、決算特別委員会において進捗も含めて御審査いただいている。さらに今年度は、昨年度から開始した計画の状況について、6月定例会の常任委員会で速報値を報告させていただいた。これらの計画について、今回の御指摘を踏まえ、報告方法を検討していきたい」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、「埼玉県の民間との連携の取組について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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