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掲載日:2023年12月1日
Q 権守幸男議員(公明)
新方川の河川整備は、戸井橋より上流部を残すだけです。県では、残された区間のうち中堀橋までの区間を重点的に整備しており、現在、東武スカイツリーライン伊勢崎線千間堀橋りょうの架換え工事が行われております。電気工事を含む大変手間のかかる難しい工事であると聞いていますが、現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお聞きします。
また、この重点区間には鉄道橋以外にも幾つかの橋があり、河川整備に合わせて架換えが必要になるとお聞きしています。今後の見通しについて、併せて県土整備部長にお聞きします。
A 西成秀幸 県土整備部長
まず、東武スカイツリーラインの鉄道橋の進捗状況についてでございます。
この鉄道橋は駅に近く周辺は家屋が密集しており、さらに、電車を運行しながら架換え工事を進める必要があり、作業スペースや作業時間の制約がある、難しい工事となっております。
これまでに、架換え工事を東武鉄道に委託する協定を締結し、作業スペースとして使用する桟橋の設置が完了しております。
平成29年度は、線路の直下に仮設桁を設置する工事と、踏切に代わる歩行者専用地下道の工事を進めており、地下道については平成29年度中に供用を開始する予定です。
次に、重点区間における市道橋の架換えについてでございます。
戸井橋から中堀橋までの1.3キロメートルの重点区間には、河川改修に伴い架換えが必要となる4橋の市道橋があります。
これまでに、道路管理者である春日部市とは、鉄道橋付近の2橋は原位置での架換えを、安之堀川合流部付近の2橋は1橋に統合して架換えることで調整し、架換え工事を市に委託する協定を締結いたしました。
平成29年度は、これらの橋りょうの架換えに向けた地質調査や測量、橋りょうの設計を実施しております。
今後とも、新方川流域の浸水被害の軽減に向け、鉄道橋、市道橋の架換えをはじめ、河川改修工事の推進に努めてまいります。
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