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掲載日:2023年12月1日

平成29年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(前原かづえ議員)

ららぽーと富士見を含む、浸水予想地域である富士見シティゾーン開発について

Q 前原かづえ議員(共産党

富士見市は、同市鶴馬の106.9ヘクタールの地域について、富士見シティゾーンとして開発を進めてきました。南側のららぽーとなどのエリアは既に完成しておりますが、254バイパスの北側の産業推進ゾーンにはまだ計画はなく、県企業局が産業団地整備の可能性調査を始めたばかりです。しかし、前に述べたように、ららぽーとが開発された結果、2年連続で浸水被害が発生しています。北側の開発が進んだとき、更に被害が拡大するのではないかと地元住民は懸念しています。この地域は、富士見市の洪水ハザードマップで、床上2メートル以上から5メートル未満の浸水予想地帯とされています。私も、このような地域を開発することに不安を覚えます。
県企業局の可能性調査においては、浸水予想地帯だという点を調査項目として十分検討すべきと考えますが、公営企業管理者に答弁を求めます。

A 立川吉朗   公営企業管理者

企業局では産業団地の整備にあたっては、事業化の可否を判断するために可能性調査を実施しております。
この中で、開発区域及び土地利用計画の素案を作成し、事業採算性などを確認しております。
お尋ねの地域につきましては、県の「雨水流出抑制施設の設置等に関する条例」を踏まえまして、安全性を十分に検証しながら調査を進めております。
調査の結果、事業化の可能性があると判断された場合には、測量など実施すべき関連調査を検討してまいります。
今後とも、産業団地の整備を通じまして、本県への産業集積や雇用創出に貢献してまいります。

再Q 前原かづえ議員(共産党

市のホームページにあるシティゾーンの土地利用の概念図でいきますと、Aゾーンの商業ゾーン、それから県の雨水施設の設置基準の3割増しの地下貯留槽が整備されていても浸水被害は起きているわけですね。バイパスを挟んで向かい側のBゾーンに蛇島調節池というのもあって、そういう風景の中で、地形が自然の調節池としてあったにも関わらず、今回、浸水被害が起きているところにも関わらず、開発のための可能性調査をしているところなんですが、浸水予想地帯だという点を調査項目としてきちんと検討するというふうに答えていただいたかどうか、ちょっとそこをもう一回確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再A 立川吉朗   公営企業管理者

お尋ねの地域につきましては、条例を踏まえまして、浸水予想地帯である点も含め、安全性を十分に検証しながら調査を進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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