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掲載日:2024年3月26日
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令和2年10月15日にオープンした「本庄早稲田の杜ミュージアム」に行ってきました❕❕
今回は本庄市の文化財保護課の松橋さんにお話を伺いました。
このミュージアムは本庄市と早稲田大学が共同して、本庄市内出土の考古資料や早稲田大学が所蔵するオセアニア民族造形美術品をはじめとする文化財を公開していきます。
(本庄市文化財保護課松橋さん 桜花さん)
(ミュージアム開館式のはにぽん)
ミュージアムには、たくさんの埴輪と勾玉などの出土品が展示されています。また埴輪を発掘してから展示するまでの流れや、埴輪の作り方のほかにも、古代から現代までの本庄の歴史を記した年表などもあり、本庄早稲田の杜ミュージアムが設立されるまでの流れも知ることができます└|∵|┐
はにぽんのモデルである埴輪「笑う盾持人物埴輪」も展示されています。思っていたよりも埴輪が大きくてビックリしました。
埴輪をよく見ると何やら数字が書いてありました。これは、埴輪が発掘された場所などが書いてあるそうです。
埴輪が発掘された場所を数字で書くことによって場所を忘れることがなく、保存することができるんだそうです。
また、歴史の教科書で見た縄文土器なども飾ってありました。写真では見たことがあるけれど実際に目にするのは初めてでした。
生活感が伝わってきて、土器って昔の人がほんとに使っていたのだと実感することができました。
外の景色も見られるスペースでは、史跡に関する詳しい報告書などを読めます。パネル展示で埼玉県の三偉人(渋沢栄一・塙保己一・荻野吟子)も紹介されていました❕
床には本庄の全域の地図が書かれています。 はにぽんが出土した場所はどこかな。
本庄の歴史を紹介するビデオ。前回取材した競進社も映像で観ることができます。
2階では室町・戦国期の児玉・深谷地域をテーマに「地域連携展覧会」を12月20日まで開催中。本庄市・美里町・神川町・上里町・深谷市と早稲田大学が連携し、遺跡から出土した考古資料を見ることができます❕
市町の資料館のパンフレットもおいてありますので、興味を持った方は是非出かけてみてください。
また、1階の早稲田大学の展示スペースでは期間限定(令和3年1月11日まで)でパプアニューギニアの精霊の家を彩る装飾品とそこで使われる仮面や彫像が展示されていました❕❕
ディズニーランドにいったみたいな雰囲気└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘
年に何回か展示の入れ替えがあるそうです。次回の展示は何だろう。気になります。
ミュージアムには広い駐車場も整備されていて、コロナ対策(入口に電子の体温計があります)も万全でした。そして入場も無料なので、気軽に本庄・児玉地域の歴史を楽しめる場所になってます。
ぜひ、本庄早稲田の杜ミュージアムに行って、この地域の歴史に触れて見てください❕❕❕
このレポートの後、11月15日にミュージアムで開催された「勾玉づくり」を体験してきました。
ミュージアムには貴重な資料が展示されていますが、歴史に興味のあまりない人にはちょっと難しそう。 そう思っていましたが、学芸員の松橋さんのわかりやすい解説のおかげで特別な知識がなくても楽しむことができました。「この埴輪は市内の和菓子店の改修の際に発掘された」「これは学校の敷地から発見された。」身近な場所から様々な遺跡が発掘されたのだと思うと俄然興味がわいてきます。 館内には松橋さんをはじめ解説をしてくれる学芸員さんがいます。「この埴輪は女の人かな、男の人かな」「この埴輪はどうしてこんな形なのだろう」自分が疑問に思ったこと、興味を持ったことを思い切って聞いてみてください。 早稲田大学が所有する貴重な資料も必見です。ここでなければ見られなかったであろう珍しい展示品の数々。専門知識はなくても展示品の迫力に圧倒されます。勿論知りたいことがあったら学芸員の方に話しかけてみてください。 都内の大きな博物館や美術館も素敵ですが、本庄早稲田の杜ミュージアムはコンパクトながら盛沢山、ゆっくり自分のペースでたくさんの考古資料を目にすることができます。ミュージアムの近くにはマリーゴールドの丘もあります。ミュージアム鑑賞後は是非散策をお楽しみください。11月21日の17時からはライトアップもされています。 |
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