トップページ > 健康・福祉 > 福祉 > ケアラー(介護者等)支援 > 第218回簡易アンケート「ケアラー及びヤングケアラーについて」の結果を公表しました。
ページ番号:229907
掲載日:2024年6月18日
ここから本文です。
調査時期:令和4年12月22日(木曜日)~12月28日(水曜日)
調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
対象者:県政サポーター(3,300人)(内.県内在住3,051人)
回収率:63.9%(回収数2,110人)(内.県内在住63.5%(回収数1,938人))
回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)
人数(人)(内.県内在住) | 比率(%)(内.県内在住) | |
全体 | 2,110(1,938) | 100.0(100.0) |
年齢 | 人数(人)(内.県内在住) | 比率(%)(内.県内在住) |
16~19歳 | 9(6) | 0.4(0.3) |
20~29歳 | 94(88) | 4.5(4.5) |
30~39歳 | 208(184) | 9.9(9.5) |
40~49歳 | 404(372) | 19.1(19.2) |
50~59歳 | 560(515) | 26.5(26.6) |
60~69歳 | 389(352) | 18.4(18.2) |
70歳以上 | 446(421) | 21.1(21.7) |
職業 | 人数(人)(内.県内在住) | 比率(%)(内.県内在住) |
個人事業主・会社経営者(役員) | 214(190) | 10.1(9.8) |
家族従業(家業手伝い) | 11(10) | 0.5(0.5) |
勤め(全日) | 777(703) | 36.8(36.3) |
勤め(パートタイム・アルバイト) | 318(302) | 15.1(15.6) |
専業主婦・主夫 | 310(283) | 14.7(14.6) |
学生 | 42(38) | 2.0(2,0) |
その他、無職 | 438(412) | 20.8(21.3) |
性別 | 人数(人)(内.県内在住) | 比率(%)(内.県内在住) |
男性 | 1,206(1,106) | 58.4(58.3) |
女性 | 839(771) | 40.6(40.7) |
回答なし | 21(19) | 1.0(1.0) |
※任意回答(総数:2,066人(1,896人))
令和2年3月に制定された「埼玉県ケアラー支援条例」では、ケアラーを、高齢、身体上又は精神上の障害又は疾病等により援助を必要とする親族、友人、その他の身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上の世話その他の援助を提供する方と定義しています。また、ケアラーの中でも18歳未満の方を特にヤングケアラーと定義しています。
ケアラー及びヤングケアラーには、仕事や学業との両立や自分の時間が取れないなど様々な負担があるにも関わらず、社会的に十分に理解されているとは言えず、悩みを抱えたまま生活している方が多くいます。
県では、条例に基づき、令和3年3月に「埼玉県ケアラー支援計画」を策定しました。計画では、ケアラー、ヤングケアラー支援のために、これから推進すべき施策などを定め、県、事業者、関係機関、そして県民の皆様が取り組んでいくべきことを明らかにしています。
県政サポーターの皆様に、ケアラーに関する認識や支援のあり方などについて御意見を伺い、今後の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。
【担当課】
福祉部 地域包括ケア課 地域包括ケア担当 電話:048-830-3266(E-mail:a3250-03@pref.saitama.lg.jp)
→『知っている(計)』が8割弱(79.2%)
質問1
あなたは「ケアラー」という言葉を知っていますか。
質問1にて、「ケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「よく知っている」(23.7%)と「ある程度は知っている」(55.5%)を合わせた『知っている(計)』が8割弱(79.2%)であった。
→「テレビ」が7割半ば超(76.8%)
質問2(質問1で、「よく知っている」または「ある程度知っている」と答えた方にお伺いします。)
あなたは「ケアラー」という言葉をどこで知りましたか。(複数回答可)
質問1で「よく知っている」、「ある程度は知っている」と答えた方へ、質問2にて「ケアラー」という言葉をどこで知ったか尋ねたところ、「テレビ」という回答が最も多く7割半ば超(76.8%)であった。次いで「新聞」が5割弱(49.1%)、「インターネット」が4割半ば(45.5%)と続く。
→『知っている(計)』が8割強(81.9%)
質問3
あなたは「ヤングケアラー」という言葉を知っていますか。
質問3ににて「ヤングケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「よく知っている」(25.6%)と「ある程度は知っている」(56.3%)を合わせた『知っている(計)』が8割強(81.9%)であった。
→「テレビ」が7割半ば超(76.6%)
質問4(質問3で、「よく知っている」または「ある程度知っている」と答えた方にお伺いします。)
あなたは「ヤングケアラー」という言葉をどこで知りましたか。(複数回答可)
質問3で「よく知っている」、「ある程度知っている」と答えた方へ、質問4にて「ヤングケアラー」という言葉をどこで知ったか尋ねたところ、「テレビ」という回答が最も多く7割半ば超(76.6%)であった。次いで「新聞」が4割半ば超(47.1%)、「インターネット」が4割強(43.6%)と続く。
→『知っている(計)』が8割強(81.5%)
質問5
ケアラー及びヤングケアラーには、仕事や学業との両立や自分の時間が取れないなど様々な負担があるにも関わらず、社会的に十分に理解されているとは言えず、悩みを抱えたまま生活している方が多くいます。ケアラー及びヤングケアラーが孤立せず、自分らしい生活を送れること(仕事や学校生活との両立に支障がでないようにすること等)が重要となっています。
あなたは、ケアラー及びヤングケアラーにはこのような課題があることを知っていますか。
質問5にて、ケアラー及びヤングケアラーの課題について知っているか尋ねたところ、「よく知っている」(23.0%)と「ある程度は知っている」(58.5%)を合わせた『知っている(計)』が8割強(81.5%)であった。
→『知らない(計)』が8割強(83.3%)
質問6
あなたは「介護者サロン」を知っていますか。
※介護者サロンとは、ケアラーの方同士が気軽に集まり、何でも話し合える場です。
質問6にて、「介護者サロン」を知っているか尋ねたところ、「聞いたことはあるがよく知らない」(28.0%)と「全く知らない」(55.3%)を合わせた『知らない(計)』が8割強(83.3%)であった。
→「わからない」が3割強(31.0%)
質問7
今後、ケアラー・ヤングケアラーの状況や支援の必要性、ケアラー・ヤングケアラーの体験談などについて知る機会があったら、参加してみようと思いますか。
質問7にて、今後ケアラー及びヤングケアラーの状況や体験談等について知る機会があったら参加してみたいと思うか尋ねたところ、「わからない」と回答した方が最も多く3割強(31.0%)であった。次いで「オンライン開催であれば視聴したい」が2割半ば超(27.6%)、「実施方法に関わらず参加する気はない」が2割半ば超(26.0%)であった。
→「いいえ」が8割半ば(85.9%)
質問8
あなた自身は、現在ケアラー又はヤングケアラーですか。または、過去にそのような経験がありますか。(複数回答可)
質問8にて、自分自身が現在ケアラー又はヤングケアラーか、あるいは過去にケアラー又はヤングケアラーであったかを尋ねたところ、「いいえ」と回答した方が最も多く8割半ば(85.9%)であった。次いで「ケアラーである(であった)」が1割強(11.9%)、「ヤングケアラーである(であった)」が3.4%であった。
→「経済的支援」が5割半ば超(57.6%)
質問9 (質問8で、「ケアラーである(であった)」と答えた方にお伺いします。)
ケアラーに必要な支援はどのようなものだと思いますか。(複数回答可)
質問9にて、ケアラーに必要な支援はどのようだものだと思うか尋ねたところ、「経済的支援」と回答した方が最も多く5割半ば超(57.6%)であった。次いで「気軽に休息や睡眠がとれる機会の確保」が5割半ば(50.6%)、「勤務しやすい柔軟な働き方」が5割弱(49.8%)、「ケアラーに役立つ情報の提供」が5割弱(48.5%)と続く。
→「困ったときにいつでも気軽に話ができるスタッフや場所」が6割半ば(64.6%)
質問10 (質問8で、「ヤングケアラーである(であった)」と答えた方にお伺いします。)
ヤングケアラーに必要な支援はどのようなものだと思いますか。(複数回答可)
質問10にて、ヤングケアラーに必要な支援はどのようなものだと思うか尋ねたところ、「困ったときにいつでも気軽に話ができるスタッフや場所」と回答した方が最も多く6割半ば(64.6%)であった。次いで「将来のことを相談できる場」が6割強(61.5%)、「ケア(介護、看護、子の世話など)のサポート」が6割(60.0%)、「家事のサポート」が5割半ば(55.4%)と続く。
→「様子を気にかけるなど見守る」が6割半ば(65.0%)
質問11
身近にケアラー及びヤングケアラーがいた場合、あなた自身はどんな支援ができると思いますか。(複数回答可)
質問11にて、身近にケアラー・ヤングケアラーがいた場合に自分ならどのような支援ができると思うか尋ねたところ、「様子を気にかけるなど見守る」と回答した方が最も多く6割半ば(65.0%)であった。次いで「話を聞く」が5割半ば超(57.7%)、「相談・支援機関等に連絡する」が3割強(33.8%)であった。
質問12
ケアラー・ヤングケアラー支援施策に対して期待することやご意見、ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。
<主なご意見>
※上記を含め、計489件の貴重な御意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください