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掲載日:2024年4月8日
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県の気温は上昇傾向にあり、日本の上昇率を上回っています。
これは、地球規模の温暖化だけではなく、県の都市化の進行により生じたヒートアイランド現象による影響も大きいと考えられます。県では、ヒートアイランド現象の実態を把握し効果的な対策を検討するため、県内の小学校の百葉箱を利用し、温度実態調査を行っています。
このたび、令和4年度の温度実態調査の結果を取りまとめました。
35℃以上の時間数は県中央部から北部にかけての地域で長い傾向が見られ、30℃以上の時間数は、県中央部で長い傾向であった。
夜間の25℃以上の時間数は県中央部から南部で長い傾向が見られた。
35℃以上の時間数からは、県南部ほど海からの比較的温度が低い空気に覆われる時間が早いことに対応し、時間数の短い地点が見られるのに対し、県中央部から北部にかけての地域で夏の日中の暑い時間帯が長いことがわかる。
30℃以上の時間数では、夜のはじめ頃に県北部では比較的早く気温が低下するのに対し、県中央部から南部ではヒートアイランド現象の影響で気温の低下が緩やかであることを反映した分布となっている。
夜間の25℃以上の時間数は、都市化の進行した地域で大きい傾向であり、ヒートアイランド現象の影響だと見られる。
0℃未満の時間数の分布も25℃以上の時間数と同様に県南部で大きい傾向が見られた。
令和4年度温度実態調査報告書(表紙ページ~16ページ)(PDF:8,130KB)
令和4年度温度実態調査報告書(17ページ~50ページ)(PDF:9,520KB)
令和3年度温度実態調査報告書(表紙~10ページ)(PDF:5,806KB)
令和3年度温度実態調査報告書(11ページ~50ページ)(PDF:6,772KB)
令和2年度温度実態調査報告書(表紙~10ページ)(PDF:2,023KB)
令和2年度温度実態調査報告書(11ページ~36ページ)(PDF:6,273KB)
平成31・令和元年度温度実態調査報告書(表紙~10ページ)(PDF:8,621KB)
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