教育委員会

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ページ番号:13615

掲載日:2024年8月21日

構想策定の趣旨等

21世紀いきいきハイスクール構想(平成12年3月 埼玉県教育委員会)

はじめに

1 構想策定の趣旨

我が国の社会は、21世紀に向けて大きく変化しており、このような変化を踏まえた新しい教育の在り方が問われている。

高校教育においても、多様化する教育ニーズ、学校不適応や中途退学の問題、生徒数の減少に伴う影響など、様々な課題が生じてきており、それらへの対応が迫られている。

このような課題を解決し、新しい時代に対応できる人間の育成を図るため、県立高校一校一校の活性化・特色化を図り、各学校をいきいきとさせていくことが急務である。

このような趣旨から、県教育委員会は、中長期的展望に立った県立高校の将来構想としての「21世紀いきいきハイスクール構想」を策定し、21世紀の県立高校のあるべき姿とともに今後の施策の基本的な方向について示すこととした。

2 構想策定までの経緯

「21世紀いきいきハイスクール構想」の策定事業は、平成9年度から始まり、これまで、県民の期待にこたえる将来構想を策定するために、県民等の広範囲な意見を聴取し反映させながら、進めてきた。

平成9年度には、県立高校の現状や課題等について、一般県民及び中学生・高校生とその保護者を対象に、「県立高校に関する意識調査」を実施した。また、これを基に、民間の調査研究機関に県立高校の将来の在り方についての研究を委託し、民間の視点からの調査報告を受けた。

平成10年度は、県内外の各界で活躍されている有識者など25名の委員で構成された「県立高校将来構想懇話会」を設置し、幅広い視野から県立高校の将来構想の検討を依頼した。懇話会は、平成10年12月に中間報告を公表し、県民からの意見を聴取した。それらを踏まえ、最終報告をまとめ、平成11年3月に、県教育委員会に報告した。

平成11年度に、県教育委員会は、このような経緯を踏まえ、「21世紀いきいきハイスクール構想」を策定した。

3 構想の期間

本構想は、平成11年度を初年度とし、平成25年度を最終年度とする。

また、本構想の実現に向けて、具体的な施策を展開するに当たっては、前期5年、中期5年、後期5年の年次割りとして実施計画を策定することとし、前期計画としては、平成15年度までとする。

なお、構想は、今後の社会情勢の変化や国の動向等を見守りながら、5年ごとに見直すこととする。

お問い合わせ

教育局 魅力ある高校づくり課 

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4951

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