ページ番号:251266

掲載日:2024年12月13日

ここから本文です。

障害者特別選考の御案内(令和7年度教員採用選考試験)

埼玉県教育委員会では、全ての志願区分を対象に障害者特別選考を実施しています。この特別選考では、第1次試験は免除となり、第2次試験では、論文試験や面接試験などを行います。点字や拡大文字、手話通訳など、障害の程度に応じた配慮を行いますので、御相談ください。

 試験の概要

 志願区分・教科(科目)等・採用見込数

障害者特別選考は全ての志願区分を対象に実施し、採用見込数は若干名です。

試験を実施する志願区分・教科(科目)等

  • 小学校等教員
  • 中学校等教員
    国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語
  • 高等学校等教員
    国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、音楽、美術工芸、書道、英語、農業、電気、機械、建築、デザイン、情報技術、土木、工業化学系、福祉、商業、家庭、情報
  • 特別支援学校教員
    特別支援教育
  • 養護教員
  • 栄養教員

※高等学校等教員(看護)及び特別支援学校教員(自立活動)は、看護師等経験者特別選考のみ実施。

ページの先頭へ戻る

 受験資格及び教員免許状に関する注意事項

障害者特別選考の受験資格は、次のとおりです。1から5を全て満たす必要があります。

受験資格

  1. 身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者
  2. 昭和39年4月2日以降に出生した者
  3. 志願区分・教科(科目)等の普通免許状又は埼玉県教育委員会から授与された特別免許状(以下 「普通免許状等」という。)を有する者又は令和7年3月31日までに取得見込みの者
  4. 地方公務員法第16条及び学校教育法第9条の欠格事項に該当しない者
  5. 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)に該当しない者

教員免許状に関する注意事項

  • 中学校等教員及び高等学校等教員における「保健体育」を志願できる者は、各志願区分の保健体育の普通免許状等を有する者又は取得見込みの者とします(保健の普通免許状のみでは志願できま せん)。 
  • 高等学校等教員において、社会の高等学校教諭普通免許状等の所有者は、「地理歴史」又は「公民」に志願できます。
  • 高等学校等教員における「美術工芸」を志願できる者は、美術又は工芸の高等学校教諭普通免許 状等を有する者又は取得見込みの者とします。
  • 高等学校等教員における「電気」、「機械」、「建築」、「情報技術」、「土木」又は「工業化学系」を 志願できる者は、工業の高等学校教諭普通免許状等を有する者又は取得見込みの者とします。
  • 高等学校等教員における「デザイン」を志願できる者は、美術、工芸、工業いずれかの高等学校教諭普通免許状等を有する者又は取得見込みの者とします。
  • 特別支援学校教員における「特別支援教育」を志願できる者は、小学校、中学校、高等学校いずれ かの教員の普通免許状等及び特別支援学校の教員の普通免許状(特別支援学校自立教科教諭普通免許 状及び特別支援学校自立活動教諭普通免許状を除く)を有する者又は取得見込みの者とします。

ページの先頭へ戻る

 試験種目及び配点

障害者特別選考の受験者は、第1次試験を免除します。
第2次試験は、障害の種類や程度により、必要に応じ、一部を免除又は内容等を変更して実施します。

小学校等教員、中学校等教員、養護教員、栄養教員

  • 第1次試験
    免除
  • 第2次試験 
    令和6年8月10日(土曜日)
    集団討論90点、論文試験50点、適性検査
    令和6年8月18日(日曜日)
    実技試験50点
    ※実技試験は、中学校等教員の理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語で実施
    令和6年9月1日(日曜日)
    個人面接100点

高等学校等教員、特別支援学校教員

  • 第1次試験 
    免除
  • 第2次試験
    令和6年8月4日(日曜日)
    集団討論80点、論文試験50点、適性検査
    令和6年8月18日(日曜日)
    実技試験50点
    ※実技試験は、高等学校等教員の保健体育、音楽、美術工芸、書道、英語で実施
    令和6年8月19日(月曜日)から8月22日(木曜日)のうち指定する1日
    個人面接100点、集団面接90点

ページの先頭へ戻る

 出願手続等

出願期間
令和6年4月3日(水曜日)10時00分から令和6年5月9日(木曜日)17時00分まで

留意事項
  • 身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳の写真(JPEG形式)の電子データを御用意ください。
    氏名交付(更新)年月日等級、<身体障害者手帳の場合>障害名、<精神障害者保健福祉手帳の場合>有効期限が分かるように撮影又はスキャンしてください。
    ファイル形式はJPEG形式、縦横比4:3程度としてください。写真のファイルサイズが大きすぎると、正常に表示することができません。ファイルサイズ500KB以下、又は画像サイズ1600×1200ピクセル以下を目安に調整してください。
  • 点字、拡大文字、手話通訳及び車椅子使用など、受験上の配慮を希望する場合は、出願フォームの備考欄に記載してください。教職員採用課から記載内容について、確認の御連絡をさせていただきます。
    ※ 障害の種類や程度を証明する書類(診断書等)の提出を求める場合があります。
  • やむを得ずインターネットを利用できない者は、4月19日(金曜日)までに教職員採用課へ問い合わせてください。
  • インターネット出願において、使用する機器や通信回線上の障害等によるトラブルについては一切責任を負いませんので、余裕をもって出願してください。
  • 第2次試験合格後に身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳(特別選考の受験資格を確認できる書類)の原本を確認します。指定の期日までに確認できない場合は合格を取り消すことがあります。なお、書類の提出時期・方法の詳細は第2次試験結果通知とともに合格した方へ指示します。

出願方法
インターネットにより出願すること(埼玉県電子申請・届出サービス)
※出願に関する詳細は、こちらのページに掲載します。

ページの先頭へ戻る

 合格者からのメッセージ

障害者特別選考で合格し、埼玉県で活躍している先生の学校生活の様子や、教員を目指す障害のある方へのメッセージを紹介します。

これまでに印象に残っていること、教員になってよかったと思うこと
 諦めずに努力してできるようになった生徒の「できた!」瞬間の笑顔にエネルギーをもらっています。「先生の授業面白い!」と言われると頑張れます。また、野球部の顧問として指導していますが、0から始める生徒 が多いので一緒に「野球」を教え、少しずつ成長していく様子を見ることができる教員にやりがいを感じます。

障害者特別選考を検討している皆さんへ伝えたいこと
 障害のある人は、障害があるからできることがあります。障害のある人が学校の先生になることは未来を創る子供たちに良い影響を与えるモデルになれると思っています。将来の社会は多様化が進んでいくと思います が、様々な個性ある子供たちを育てていくためには教員も多様性を活かし、より良い教育に結び付けることが 大切です。そのためにも障害のある人が教員になる意義、必要性は非常に大きいと思っています。障害を強みとして将来の社会を創っていく子供たちを育てていくような教員を目指して頑張ってほしいと思います。

埼玉県の教員を目指す皆さんへ
 多彩な姿を見せてくれる生徒たちとの日々は、新発見の連続です。子供たちが成長していく様子を目にできる喜びがあるうえ、自分自身も成長できます。また、障害のある人が教員になることは、未来を創り上げていく子供にとって不可欠であると考えています。多様性のある児童生徒を尊重するためには、教員も多様性をもつことが大切です。未来を創る子供を育てる教員として、埼玉県で共に働けることを楽しみにしています。

お問い合わせ

教育局 教職員採用課 採用試験担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第二庁舎4階

ファックス:048-830-4973